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延伸線シーナリー作成59(広葉樹の作成3) [レイアウト制作]

夕顔の芽が出てから約2週間あまり。
芽がかなり増えてきました。

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いずれも部屋の前の花壇。

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こちらは家の裏の花壇。
こちらも芽が増えてきました。

例年に比べると少ないですが、まだ出そうな感じです。

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雑草に囲まれて分かりにくいですが、部屋の隣の花壇に撒いていたコキアもようやく芽が出始めました。

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こちらは別の花壇。
去年植えていたコキアの種が残っていたのか、かなりの数の芽が出ています。

この調子で元気に育ってほしいです。

本題です。

延伸線シーナリー作成 その59です。

前回作成した18本の樹木の骨組みに木工パテで肉付けをします。

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肉付けが終わりました。

肉付けが終わった樹木を塗装します。

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塗装は前回使用したXF-20ミディアムグレイ:3+XF-52フラットアース:2ベースの塗料に適宜XF-1フラットブラックやXF-2フラットホワイト、XF-59デザートイエローを混ぜていって、1本1本異なる色合いにします。

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塗装が終わりました。

幹の色に濃淡をつけていきます。

明るい色の木はXF-1フラットブラックを薄めに溶いた塗料を塗り、濃い目の色の木はXF-2フラットホワイトでドライブラシを施して、完成です。

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左:フラットブラック塗装、右:フラットホワイトでドライブラシ。

葉を作成します。

まずテストピース同様プランツシートをハサミで細かく切って幹に貼り付けますが、プランツシートはライトグリーン1色しか種類がありません。

そこで、プランツシートに色を付けます。

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プランツシートをポリ袋に入れ、XF-58オリーブグリン:1+XF-4イエローグリーン:1ベースの塗料(ミディアムライトグリーン)を少しづつプランツシートに付け、手で良くもみながら色をなじませていきます。

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良く乾かして、完成です。
左が着色前、右が着色後のプランツシートです。

今度は少し濃い目の色で着色します。

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XF-58オリーブグリーン:2+XF-4イエローグリーン:1+X-5グリーン:2の割合で混ぜた塗料(ミディアムグリーン)を同様にプランツシートに付け、袋の中でモミモミして完成です。

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更にもう1色、今度はXF-58オリーブグリン:2+X-5グリーン:1+X-28パークグリーン:4の割合で混ぜた塗料(ビビッドグリーン)で着色しました。

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スモールプランツの比較画像です。
左上:着色前(原色)
右上:ミディアムライトグリーン
左下:ライトグリーン
右下:ビビッドグリーン

続いて、葉になるスモールプランツを着色します。

手持ちのスモールプランツはライトグリーンしかないので、プランツシート同様の方法で、3色の塗料で着色していきます。

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ミディアムライトグリーン。

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ミディアムグリーン。

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ビビッドグリーン。

3色のスモールプランツが完成しました。

葉に使用する色をまとめると、
★ライトグリーン(スモールプランツライトグリーンをそのまま使用)
★ミディアムライトグリーン(自前で着色)
★ミディアムグリーン(同上)
★ビビッドグリーン(同上)
の4色になります。
とりあえずはこの4色で十分対応できるでしょう。

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樹木の仕上げにカラーパウダーを撒くので、予め津川洋行のパウダー(春、夏、秋)を購入しましたが、作成した色とは少し違っています。
(画像上:春、左下:夏、右下:秋)

特に夏のパウダーは青々としすぎていて、そのままでは使えそうにありません。

そこでカラーパウダーも着色してみることにしました。

まずはカラーパウダー夏をビビッドグリーンに着色してみます。

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試しに少量袋に入れて着色してみましたが、ビビッドグリーンではなくミディアムグリーンに近い色になってしまいました。

元の色が濃い過ぎるのが原因と思います。

他のパウダーと混ぜれば使えそうなので、残りのパウダーも着色します。

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XF-4イエローグリーンとX-8レモンイエローを適量入れ、再び混ぜて着色しました。

残りのパウダーも着色しました。

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着色した3色のパウダー。

左:ミディアムライトグリーン
中:ミディアムグリーン
右:ビビッドグリーン

3色とも先に着色したスモールプランツの色とは少し違いますが、手持ちのパウダーと混ぜれば何とか使えるでしょう。

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着色が終わったプランツシートを薄く広げ、ハサミで細かく切っておきました。

これで樹木を仕上げる準備が整いました。

今回はここまでです。

お付き合い、ありがとうございました。

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延伸線シーナリー作成58(広葉樹の作成2) [レイアウト制作]

延伸線シーナリー作成 その58です。

広葉樹を完成させます。

枝に葉を付けていきます。

葉はKATOのファイバープランツとスモールプランツを使います。

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まず、ファイバープランツを薄く、細かくちぎります。

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クリヤーボンドで枝に貼り付けていきます。
ファイバープランツはちぎると繊維が糸を引くので、適宜ハサミで繊維をカットしていきます。

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途中糸引きが余りにも気になったので、ファイバープランツをある程度薄く伸ばし、ハサミで細かくカットしたものを使うことにしました。

クリヤーボンドも糸を引くのが気になるので、木工用ボンドに変えます。

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余分なファイバープランツを適宜カットして、貼り付け完了です。

葉になるスモールプランツを貼り付けます。

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スプレー糊を枝全体に吹き付け、スモールプランツライトグリーンを振りかけていきます。

仕上げにトミックスのカラーパウダーグリーンミックスを振りかけ、つや消しトップコートを吹き付けてスプレー糊のべたべたを取って、完成です。

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完成画像。

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別角度から。

スモールプランツを振りかけすぎてしまったようで、葉がもさもさしすぎています。
枝と枝の間から向こう側が見えるような、『抜け』が足りないですね。
初めての作成なので、とりあえずはこれで良しとします。

感覚が大体つかめてきたので、量産します。

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ネットで調達した広葉樹のシルエットを参考に、針金の長さや本数を変えたりしながら、様々な形の広葉樹を作成します。

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2本目、3本目が完了。

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更に作成は続きます。

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苦労しながら、高さ30㎜から80㎜までの樹木の骨組みが18本完成しました。

レイアウトに置いてイメージを確認します。

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横から。

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斜め上から。

イメージとしては手前(川側)が低い木で、奥に行くほど高い木になるような感じです。

今回はここまでです。

お付き合い、ありがとうございました。

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延伸線シーナリー作成57(広葉樹の作成1) [レイアウト制作]

延伸線シーナリー作成 その57です。

今回は広葉樹を作成します。

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樹木は以前はKATOの樹木作成キットを使用していましたが、近くで見るとやはりリアルさに欠けています。

もう少しリアルな樹木が欲しいと思い、今回は自作することにしました。

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材料は太さの0.3㎜針金と木工パテを使います。

この針金を捩って作成していきます。

作成方法を色々検索した結果、こちらの動画とサイトが参考になりました。

『Wire Tree Tutorial – Model Railroad』


広葉樹を作るという試練その1:https://ameblo.jp/gutonameba/entry-12685805901.html
広葉樹を作るという試練その2:https://ameblo.jp/gutonameba/entry-12686645573.html

まずはテストピースを兼ねて、この動画と記事を参考に作成してみます。

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針金を310㎜(約13インチ)サイズにカットします。

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今回は12本カットしました。

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針金を束ねて2つに折り、2つ折りした部分を捩ってΦ15㎜程の輪っかを作ります。

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針金を4~5本ほどまとめて束にし、捩って大まかな枝を作っていきます。

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更に2~3本にまとめ、捩って枝を作りつつΦ5~10㎜程の輪っかを作っていきます。
この輪っかが枝になります。

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輪っかをニッパーで切り、長さを整えて細い枝を作ります。

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同様にこの作業を繰り返します。

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枝が完成しました。
高さは50㎜程度になりました。
実物換算で約7mサイズの木になります。

根っこを作ります。

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根元の輪っかをばらして、小さな輪っかを作っていきます。

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枝同様に輪っかをニッパーで切って、長さと形を整えて完成です。

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余分な枝を払いました。

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木工パテを水で少し薄めて、枝に肉付けしました。

幹を着色します。

木の幹は茶色と思われている方が多いと思いますが、(私もそうでした)実物の木を観察すると、茶色ではなくグレーに近い茶色が多く、木によっては黒っぽいものや薄いカーキ色、ほとんど灰色にしか見えないものなど様々です。

今回はXF-20ミディアムグレイ:3+XF-52フラットアース:2の割合で混ぜたものを塗装します。

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こんな感じに仕上がりました。

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庭に植えていた木の皮を剥いで、比べてみました。
もう少しブラックやグレーを加えたりして変化を付けるのも良さそうです。

幹のまだら模様が再現できないかと思い、XF-1フラットブラックをごく薄く溶いて幹に塗ってみました。

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これはいい感じです。
森に植えてしまえばほとんど分からなくなると思いますが、公園や民家などの目立つ場所に植えるのであれば効果的ですね。

今回はここまでです。

次回は葉を付けて、木を完成させます。

お付き合い、ありがとうございました。

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延伸線シーナリー作成56(神社と河川敷の整備2) [レイアウト制作]

延伸線シーナリー作成 その56です。

神社と河川敷周りの整備続きです。

まずは前回出来上がった神社の駐車場からです。

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神社前の道路を塗り直し、駐車場部分をタミヤテクスチャーペイントグレーベースのコンクリート色で着色しました。

神社ベース周りの整備を行います。

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画像黄囲い部分に紫陽花を植樹します。

この部分も以前作成した紫陽花と同じく、紫陽花と通常の植栽の2パターンの植栽を作ります。

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0.3㎜厚プラ板を2枚切り出し、グレーサーフェイサー→土色テクスチャーペイントの順に塗装します。

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モーリングラスセレクションベースのグリーンミックスを撒布後、ブルーの紫陽花とギガプランツグリーンを植樹しました。

神社周りに草を生やします。

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神社ベースと紫陽花を置いて、周りをプランツシートで覆いました。

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ボンドが乾くまでの間、隣の駐車場周りにグラスセレクションベースのグリーンミックスで下草を生やしておきます。

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プランツシートで覆った地面にグリーンミックスを撒布します。

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ボンド乾燥後、紫陽花ベースと土手間の隙間を埋めるように細かくちぎったギガプランツグリーンを貼り付けていきます。

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隣接する駐車場から下流の地面にギガプランツグリーンや粒状にしたギガプランツグリーン、スモールプランツライトグリーン、グリーンミックス、グラスセレクション枯れ草色、草はら萌黄色を撒布していきます。

森の手前は緑色が多めに、奥に行くほど枯れ草色が多くなるような感じに撒布していきます。

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最後に森の部分の地面に適当にグリーンミックスを撒布して、神社左側の植栽完了です。

この部分は広葉樹林になる予定です。

続いて神社右側部分の森に同様に草を生やしていきます。

こちらは針葉樹林の予定です。

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植栽中…

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植栽が終わりました。

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川セクション全体画像。

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紫陽花バージョン。

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通常バージョン。

これで川セクション全体の植栽がほぼ完了しました。

今回はここまでです。

お付き合い、ありがとうございました。

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延伸線シーナリー作成55(神社周りと河川敷の整備1) [レイアウト制作]

延伸線シーナリー作成 その55です。

今回は神社と河川敷周りを整備します。

まず、神社の敷地を確定させます。

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厚紙を96㎜×180㎜サイズにカットして、神社の敷地を決めました。

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各建物の配置をマーキングしておきました。
建物の配置はこれで決定ですが、ご神木や池は仮の配置です。

神社はわらぶき農家同様他の建物と着せ替える仕様にしたいので、マグネットを仕込みます。

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神社ベース裏側にカッターの古刃を、レイアウトベースにマグネットをそれぞれ接着しました。

続いて河川敷を整備します。

河川敷の下流から草を生やしていきます。

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河川敷にはKATOの『日本の草はら湿草』を使ってみます。

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マットメディウムを使って湿草を撒布していきます。
土手の一部はモーリングラスセレクションベースのグリーンミックスを撒布しています。

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同時購入したKATO『日本の草はら雑草色・ブレンド』も使います。

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撒布が終わりました。
土手の上はグラスセレクションベースのグリーンミックスを撒布後、草はら雑草色とブレンドを適宜撒布し、川に近い土手部分は湿草を軽く撒布しました。

対岸の土手に撒布します。

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川下から湿草を撒布していきます。

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撒布中に、神社の反対側の地面がはがれているのが気になりました。

この部分は神社の駐車場になる場所ですが、先に整地を終わらせた方が作業がしやすいので一旦撒布を中断して駐車場を作ります。

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駐車場になる部分の地面を剥がして、石粉粘土を盛り付けて道路と駐車場を作りました。

道路部分はミニカーを転がして適当に轍を付け、一部は窪ませて水たまりを表現しています。

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乾燥を待つ間、神社と駐車場の敷地にかからないように残りの土手に草を撒布しました。

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岩場の土手にプランツシートミディアムグリーンとファイバープランツを貼り付け、ツタ植物を表現しました。

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乾燥後、道路部分を水田側の道路と同じベージュ色に、地面をタミヤテクスチャーペイントベースの土色に塗装しました。

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駐車場はモーリンバラストN幹線を全体に撒布します。

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乾燥後、踏み固められたイメージを出す為に石膏を溶いて塗りました。
駐車場と道路との段差が少しついたので、道路にも石膏を塗って轍と水たまりを再度作っておきました。

今回はここまでです。

お付き合い、ありがとうございました。

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延伸線シーナリー作成54(神社の作成2) [レイアウト制作]

先日部屋の前の花壇を観察すると、1か月前に植えた夕顔の種が2つ芽を出しました。

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家の裏にも芽が1つ出ていました。

今年の春は寒い日が多かったので、いつ芽を出すかとやきもきしていましたが、今年も無事に芽を出してくれました。

他の照根もいずれ芽を出すでしょう。

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現在の花壇の様子です。(上が裏庭、下が部屋横)
部屋横の花壇は雑草が伸び放題になってしまいました。

ここには同じ時期にコキアの種も植えていましたが、コキアの方は一向に芽を出してくれません。

ネットで検索すると、コキアはある程度暖かくならないと芽を出さないようなので、こちらの方は気長に待つとします。(発芽は気温15℃以上、生育は気温20℃以上)

少し種をまくのが早すぎたようです。

本題です。

延伸線シーナリー作成 その54です。

神社の作成を続けます。

残りの土台と小物を作成します。

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土台の色はいつものようにタミヤテクスチャーペイントベースグレーベースのオリジナルカラーで仕上げています。

土台と建物を合体させます。

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まず社務所が完成しました。
社務所は付属品が少ないので、割と簡単でした。

続いて本殿を作成します。

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土台、階段等を取付中…

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賽銭箱、鳥居、しめ縄を取り付け、屋根と建物を合体させて本殿の完成です。

最後は手水舎です。

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手水台を作成中…
手水台にはグロスポリマーメディウムを注入して、水を表現してみました。

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完成した手水台。
画像では水が涸れたように見えますが、実物は水の表現が出来ています。

土台に手水台と屋根を取り付けて、完成です。

残りの小物パーツを仕上げます。

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狛犬と絵馬掛けを作成中…
絵馬掛けの絵馬はこんなに小さなもので、取付には苦労します。

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苦労しながら、狛犬と絵馬掛けが完成しました。

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後は鳥居を残すのみですが、パーツに入っている鳥居はどうやら靖国鳥居がモデルのようです。
参考:靖国鳥居 https://www.weblio.jp/content/%E9%9D%96%E5%9B%BD%E9%B3%A5%E5%B1%85

しかしこのまま組み立てると柱が四角になってしまいます。

これではリアルさに欠けるので、鳥居は自作することにしました。

鳥居の種類は調べてみると10種類以上もありますが、その中でも最も一般的だと思われる明神鳥居形にしました。

参考:明神鳥居 https://www.weblio.jp/content/%E6%98%8E%E7%A5%9E%E9%B3%A5%E5%B1%85?dictCode=TRINS

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実寸大の設計図を引いて、これを基に各パーツを切り出して組み立てます。

赤色部分はタミヤ2㎜丸棒、その他の部分は厚紙を2枚重ねて使用します。

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各パーツを切り出して、設計図にマスキングテープで固定して組み立てていきます。
一番上のパーツ(笠木)はV字型に折り曲げています。

鳥居の台座を作ります。

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厚紙にΦ3㎜径ポンチで穴を開け、5㎜角に2枚切り出したものを貼り合わせ、柱にボンドで接着します。

手持ちの一番小さいポンチがΦ3㎜径しかなかったので、ゆるゆるですが乾燥後ボンドを厚盛して隙間を埋めます。

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組み上がりました。
額束(神社名が入った板)は0.3㎜厚プラ板を3㎜×4.5㎜サイズにカットして付けました。

組み上がったら、グレーサーフェイサーを吹き付け、屋根瓦で使用した石州瓦カラーとセミグロスブラックで塗装します。

台座はタミヤテクスチャーペイントグレーベースのコンクリート色で塗装します。

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鳥居が完成しました。

額束の文字はパソコンで作成しましたが、ほとんど分かりません。
少しでも目立つようにとX-12ゴールドリーフで縁取りを入れました。

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完成した神社をレイアウトに置いてみました。
中央上が社務所、中央下が手水舎、右が本殿。

あまり大きなスペースは取れませんが、小さな神社という設定なのでこれで充分です。
この配置で行きたいと思います。

お付き合い、ありがとうございました。

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延伸線シーナリー作成53(神社の作成1) [レイアウト制作]

延伸線シーナリー作成 その53です。

今回は神社を作成します。

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神社は当初の予定通り画像中央下の空き地部分に設置しますが、出来上がった神社を置いてみて正確な位置を決めます。

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神社はさんけいのペーパークラフト『1/150みにちゅあ―とキット 小さな神社』を使います。

このキットは4年ほど前に購入したものの、設置場所がないまま約4年間放置していましたが、ようやく出番が来ました。

中身を確認します。
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組み立てると本殿、社務所、手水舎、鳥居、絵馬掛、狛犬が出来上がります。
かなり小さいパーツもあって、作るのには時間が掛かりそうです。

なぜか社務所の屋根は瓦屋根シールです。(画像2枚目右端)

ここは本殿、手水舎同様の屋根にしてほしかったです。

屋根パーツを確認します。

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瓦屋根と思っていましたが、屋根ピッチを見る限りどうも違うようです。

屋根を瓦屋根っぽく見せるために、屋根に筋を入れてみます。

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カッターで筋を入れていきますが、筋がずれてしまい失敗。
屋根パーツが使えなくなってしまいました。

仮にうまく行ったとしても、瓦には見えそうにもないので屋根部分は別パーツで作成する事にしました。

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余っていた旧こばる(現:さかつうギャラリー)のプラノイタ・瓦を使います。

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手水舎の屋根をパーツの寸法にカットし、中心に折り曲げの筋をカッターで入れました。

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屋根を手で慎重に折り曲げ、画像のように屋根を反らせて中心部を折り曲げて完成です。

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続いて本殿も同様に加工しました。

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社務所の屋根は2分割されているので、まず寸法通りに2枚カットし、屋根を反らせました。

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屋根瓦のパーツを抜き出し、グレーサーフェイサーを吹いた後、石州瓦カラーで塗りました。
石州瓦カラーは以前オレンジ:5+フラットレッド:3+フラットアース:1の割合で作ったものにX-8レモンイエローを適宜混ぜて薄めの色にしています。

屋根瓦の塗装が終わったところで、神社を組み立てます。

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屋根を組み立て中…

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屋根が完成しました。

続いて建物本体を組み立てます。

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組み立て中…
画像はパーツの貼り付け位置を間違えて、剥がしたところです。

ペーパークラフトは間違うとリカバリーに苦労するので要注意です。

しかし、剥がれて毛羽立った壁をよく見てみると、漆喰壁のようでかえってリアルさが増した感じです。

壁部分を薄く剥がしてみました。

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なかなかいい感じです。
他の建物も剥がして組み立てます。

壁の色も変えてみます。

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漆喰壁をXF-55デッキタン:1+XF-57バフ:1+XF-2フラットホワイト、木の部分をXF-1フラットブラック+XF-9フラットブラウンを適当に混ぜて塗ってみました。

組み立てを再開します。

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本体と屋根を合わせて、社務所と手水舎の完成です。
本殿は追加パーツと土台が完成した後に本体と屋根を合わせます。

次回は土台と小物を仕上げます。

お付き合い、ありがとうございました。

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延伸線シーナリー作成52(紫陽花の作成2) [レイアウト制作]

延伸線シーナリー作成 その52です。

出来上がった紫陽花を植樹します。

今回は満開の時期と咲いていない時期の2つの時期を再現したいので、2パターンのユニットを作成して、気分次第で着せ替えが出来るようにします。

それでは作成開始です。

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トレーシングペーパーで型を取り、この型を基に0.4㎜厚プラ板をカットしました。

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植樹する場所は石粉粘土で凸凹を付けていたので、再度石粉粘土を盛り付けてフラットな状態にします。

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先ほどカットした紫陽花ベースになるプラ板を置いてみました。
段差はほぼなくなりました。

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乾燥後、タミヤテクスチャーペイントベースのオリジナル土色カラーで再塗装します。

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紫陽花ベースをグレーサーフェイサー→土色テクスチャーペイントの順に塗り、乾燥後モーリングラスセレクションベースのグリーンミックスを撒いていきます。

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紫陽花ベースを置き、グリーンミックスを撒きました。

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前回作成した紫陽花をベースに貼り付けて、完成です。
今回はホワイトで統一します。

残りのブルーとピンクは対岸の神社に植樹します。

片方のベースは花が咲いてない時期をイメージして、ギガプランツグリーンをそのままちぎって貼っています。

レイアウトベースに置いてみました。

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紫陽花バージョン

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ノーマルバージョン

どちらもいい雰囲気です。
特に紫陽花の方は遠目でも紫陽花だと分かるようになりました。

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ベースと地面に隙間がまだ残っているので、この部分にギガプランツグリーンを細かくちぎって目立たなくしました。

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ギガプランツと地面の境目がはっきりしすぎているので、この部分を自然な感じに繋ぎます。

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まずKATOのファイバープランツを薄く伸ばして、境目部分に貼り付けます。

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その上からグリーンミックスを適当に撒きました。

かなり自然な感じになりました。

これで紫陽花の植樹が終わりました。

お付き合い、ありがとうございました。

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河内藤園 [旅行]

GW間近の4/28(金)に、北九州市にある『河内藤園』に行ってきました。

『河内藤園』



『園内マップ』
https://kawachi-fujien.com/introduce/

1977年開園の珍しい私設の藤園で、毎年4月下旬~5月上旬と11月中旬~12月上旬の紅葉シーズンのみ開園します。

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駐車場からの眺め。

予め購入していた前売り券500円+追加入場料1000円を支払って入場。
河内藤園は基本入園料500円ですが、藤の咲き具合によって追加料金が発生する日があります。

入ってすぐ右側に、約110mの藤棚のトンネルがあります。
※このトンネルの左にもう1つ約80mのトンネルがありますが、そちらには行きませんでした。

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藤色、白、ピンク、紫等の色とりどりの見事な藤棚のトンネルを、ゆっくりと進みます。

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トンネルを抜けると、すぐ左手に藤のドームがあります。

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ドーム内部。
高さは7~8m位でしょうか。

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藤の木。
驚くことに、このドームはたった2本の藤の木で作られています。

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紫の藤(左)と白い紫陽花(右)。
藤と紫陽花が同時に咲いているのは珍しいですね。

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更に進むと、左手にもう1つドームがありました。

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ドーム内部。

こちらの藤は残念ながら見頃を過ぎていて、しおれ始めていました。

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更に進むと、約1000坪(約3306㎡)の大藤棚が見えました。

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広大な大藤棚内部。

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藤棚を形成する藤の木。
まるでカタツムリの殻のように曲がりくねっています。

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こちらはピンクの藤棚。

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太く成長した藤の幹。

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藤棚の坂道。
この坂を下りると入口に戻ります。

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坂道をゆっくりと下って行きます。

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珍しい八重の藤。

約30分ほどの滞在でしたが、素晴らしい藤の数々を堪能できました。

河内藤園には8年前に1度行ったことがありますが、その時はあいにく雨模様でゆっくりと鑑賞できませんでしたが、今回は快晴だったのでじっくりと鑑賞できました。

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帰る途中でR211号線沿いにある喫茶店『カフェ・リーフ』で少し早めの昼食タイム。

『カフェ・リーフ』



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ハンバーグパスタ(サラダ付き)を頂きました。

河内藤園は藤だけでなく、秋の紅葉も素晴らしいので、今度は秋にも行ってみたいですね。

最後に河内藤園の様子を動画にまとめました。
宜しければご笑覧ください。


お付き合い、ありがとうございました。

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