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PECOポイント交換下準備 [PECO]

先日、かかりつけの病院から『病院スタッフがコロナウィルスに感染したので診察は当分の間お休みします』との連絡がありました。

今週の水曜日が診察日だったのですが、やむなく翌日に薬だけを貰いに行きました。

昨日は東京で200人以上の感染者が出ました。
コロナウィルスは決して対岸の火事ではありません。

引き続き不要不急の外出は控え、こまめな手洗い、消毒、外出時のマスクの着用を心がけましょう。

本題です。

ポイント作動テストが無事に終わり、いよいよポイントレールをPECOに交換しますが、その前に下準備としてポイントマシンの穴を塞ぐ蓋を作成します。

pecofuta1.jpg

pecofuta2.jpg
ポイントマシンを取り付けた状態でレイアウトに設置するには、地面に深さ30㎜程の穴を開けて設置しますが、そのままでは穴が開いたままになってしまいます。

今回はこの穴を塞ぐ板を作成します。

pecofuta3.jpg
作成の前に、レイアウト地面に穴を開ける治具を厚紙で作成しました。

寸法はこちらの記事を参考にしました。
PECOポイントマシンPL-10の穴を塞ぐプレート作り
https://katetsuki.blog.fc2.com/blog-entry-443.html


穴あけの際にこの治具を地面に置いて、穴に沿ってカッターで穴を開けていきます。

穴を塞ぐ蓋を作成します。

板は0.3㎜厚プラ板で作成しますが、作成に必要な治具を先に作ります。

pecofuta4.jpg
先程のリンク先の図面通りに厚紙で治具を作成しました。

pecofuta5.jpg
ポイントマシンにはめ込んでみます。

ポイントマシンの爪は6個ですが、治具は4個しか穴を開けていないので完全には嵌っていませんが寸法は大丈夫でした。

穴の開けていない方の爪は本組みの際に切り離します。

pecofuta6.jpg
蓋のサイズがやや大きかったので、四隅を2㎜カットして小さくしました。

蓋を作成します。

pecofuta7.jpg
プラ板に治具を当て、カッターでなぞって傷をつけ、穴を開けていきます。

pecofuta8.jpg
穴あけが終わりました。
今回はポイントを4つ使用しますがいずれ大部分のポイントをPECOに交換する予定なので12枚作成しました。

pecofuta9.jpg
切り離し、XF-52フラットアースを塗っておきました。

若干ムラが出ていますが、大部分はバラストで隠れるのでこれで良いでしょう。

出来上がった蓋をポイントレールに組んでみました。

pecofuta10.jpg
こんな感じに穴が塞がります。

次回はポイントをレイアウトに取り付ける作業に移ります。

お付き合い、ありがとうございました。
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PECOポイント2個同時作動テスト [PECO]

先日、森永製菓からこんな手紙が届いていました。

kyorokan1-1.jpg
3週間ほど前に応募していたおもちゃのカンヅメ『走る!キョロちゃん缶』遅延のお知らせでした。

どうやら応募数が予定数を上回っているらしく、現在追加生産中との事。

おもちゃのカンヅメは20年ほど前から応募していますが、このようなお知らせは初めてです。

kyorokan1-2.jpg
我が家のおもちゃのカンヅメです。
この画像の他にも10個ほど所持しています。

カンヅメは気長に待つことにします。

本題です。
前回の結果が上々だったので、今回はポイントマシンの2個同時作動テストを行います。

早速作成です。

zumenpecopointW.jpg
上記図面の通りに配線を繋いでいきます。

railhoshu8-1.jpg
コンデンサは前回のテストで1000μF×2の並列繋ぎに決定したので、コンデンサをユニバーサル基板に半田付けします。

railhoshu8-2.jpg
コンデンサユニットをプラケース内に収めることを考慮して、スイッチとコンデンサユニットを約35㎜長リード線で繋いで半田付けしました。

railhoshu8-3.jpg
ポイントマシンとリード線も半田付けしました。

railhoshu8-4.jpg
図面をチェックしながら慎重に配線を繋いでいます。
かなりごちゃごちゃしてきました。

railhoshu8-5.jpg
配線が完了しました。

railhoshu8-6.jpg
ショート防止のためスイッチの端子中央部を熱収縮チューブで絶縁しています。

それではテスト開始です。



上手くいきました。

この配線でポイントレール交換を進めます。

お付き合い、ありがとうございました。
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PECOポイント配線図&電動化テスト [PECO]

いよいよPECOポイントを本格的に採用します。

今回使用する部品です。

railhoshu6-3.jpg
○PECOポイント及びポイントマシン(低電流タイプ)

PECOポイントにはエレクトロフログ(選択式)とインサルフログ(非選択式)の2種類がありますが、今回使用するのはエレクトロフログタイプです。

エレクトロフログとインサルフログの違いについての説明はここでは省きますが、こちらのサイトに詳しい説明がありますので、興味のある方はご参照ください。

PECOのポイントレール(エレクトロフログとインサルフログ)を徹底解説!選択式と非選択式の違いを理解する
https://www.narrow-gauge-shop.com/entry/2017/04/09/120116

通常の運転にはエレクトロフログ、DCC運転使用時にはインサルフログを使用するのが一般的なようです。

railhoshu7-1.jpg
PECOとトミックスのポイントマシン比較画像。

御覧の通りPECOのポイントマシンはかなり大きいです。

railhoshu7-2.jpg
○16V4A スイッチングACアダプター(型番GF65I-US1640)
○2.1mm標準DCジャック⇔スクリュー端子台

ポイントマシン駆動の推奨電圧が16Vなので、別に電源を用意します。
DCジャックはリード線をアダプターに繋ぐ際に必要になります。

railhoshu7-3.jpg
○3Pトグルスイッチ(ON-ONタイプ)
○トグルスイッチ用ツマミカバー(青)(赤)
○プラスチックケース SW-85B

ON-ONタイプのポイント切り替えスイッチです。
プラスチックケースはスイッチの取り付け台として使用します。

railhoshu7-4.jpg
○1000μF25V電解コンデンサー
○両面スルーホールガラスコンポジット・ユニバーサル基板 Fタイプ

コンデンサは電気を貯めておく働きがあり、一旦ここに電気を貯めておいてスイッチを作動させた瞬間にコンデンサから電気を放出し、その電気でポイントマシンを動かします。

配線を考えます。

zumenpecopointS.jpg

zumenpecopointW.jpg

上がポイントマシン1個作動、下がポイントマシン2個同時作動のモデルです。
ネットでいろいろ検索した結果、上記の配線に落ち着きました。

まずは1個作動式のテストピースを作成します。
ここでつまずくと、2個同時作動は夢のまた夢となってしまいます。

早速作成開始します。

まず、ポイントレールにポイントマシンを取り付けます。

railhoshu7-5.jpg
ポイントを裏返し、画像赤丸のロッドと青丸の爪をポイントレール側の穴にはめ込みます。

railhoshu7-6.jpg
完成しました。

配線を繋ぎます。

図面の通りにリード線を繋いでいきます。
リード線はトミックスのポイントコードに着色したものを使っています。

railhoshu7-7.jpg

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コンデンサをブレッドボードに繋ぎます。

railhoshu7-9.jpg
DCジャックのねじを緩め、洋白線を半田付けしたリード線を挿入して、ねじを締めます。

全てのリード線を繋いだところで、テスト開始。
※図面ではコンデンサ2基ですが、1基で作動すれば部品代の節約になると考え1基でテストしました。

railhoshu7-10.jpg
ところが、スイッチを切り替えてもポイントは作動しません。

railhoshu7-11.jpg
コンデンサを1基追加しましたが、結果は同じでした。

ソレノイドの動作音は聞こえるので、一旦レールを外しポイントマシンだけで作動させてみるとソレノイドは正常に動きました。

ポイントレールの駆動部が固いのではと思い、レールを裏返して構造を確認。

railhoshu7-12.jpg
定位時

railhoshu7-13.jpg
反位時

丸印の部分に線ばねが内蔵されており、定位、反位時に上図のように動きます。

railhoshu7-14.jpg
手でポイントを作動させてみると固かったので、線ばねをマイナスドライバーで少し緩めてみました。

改めてテスト開始。


今度は上手く作動しました。
動画ではコンデンサ2個並列でテストしています。

コンデンサ1個でも作動しましたが、容量が大きい方が安定した作動が可能と考え、当初の図面の通りコンデンサ2個で作成します。

次回はポイント2個同時作動のテストを行います。

お付き合い、ありがとうございました。
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