アンカプラレールテストピース作成 [レイアウト制作]
前回ななつ星にマグネ・マティックカプラーを取り付けましたが、肝心のアンカプラーレールが無いので、今回はアンカプラーレールを作成します。
レイアウトに組み込む前段階として、アンカプラーレールのテストピースを作成します。
まずアンカプラー装置の基礎になる磁石を作成します。
磁石は100均ショップで買ったネオジムマグネットを使います。(直径6㎜、3㎜厚)
0.3㎜厚塩ビ板を15㎜×25㎜厚に切り出し、画像のようにN極とS極が交互になるようにマグネットを両面テープで貼り付けました。
フレキシブルレールに置いたところです。
磁石の厚みでレール全体が浮いています。
余っていた3㎜厚コルクシートを両面テープで貼り付け、レールをかさ上げしました。
側面から見たところ。
レール下端とマグネットの間が約2㎜開いています。
試しに車両を置いて転がしたところ、マグネ・マティックカプラーは全く反しなかったのでマグネットの方もかさ上げします。
かさ上げ用の0.3㎜厚の塩ビ板を15㎜×25㎜サイズにカットし、両面テープで5枚重ねて貼り付け、マグネットの塩ビ板と貼り合わせました。
このままだとマグネットが丸見えになってしまうので、20㎜×8㎜サイズに切った塩ビ板を2枚重ねて貼り付けてマグネットの上に置きました。
今回はテストピースなのでただ置いているだけですが、レイアウトに組み込む時は塗装して渡り板に見立てます。
前回マグネ・マティックカプラーを取り付けたななつ星のDF200-7000とマイフ77で動作テストをします。
まずは機関車が客車を引っ張る形の順走で行います。
マグネットを仕込んだレールに車両を置いたところ。
緑のリレーラーを置いてある場所にマグネットがあります。
右方向に機関車を動かし、マグネットで停止。
カプラーが解放されています。
最初はゆっくりと機関車を動かしていましたが、なかなかカプラーが解放せず、少しスピードをつけて助走してマグネットの場所で急停止させるようにしてやると、上手く開放しました。
カプラー部分拡大画像。
そのまま機関車を右方向に動かし、機関車と客車を切り離します。
客車のカプラーがマグネットに乗った状態で機関車を左に動かすと、カプラーが解放されたまま左へと進み、突放運転ができます。
適当な場所で運転を止め、機関車を右に少し動かした後、再び左に動かすと再び機関車と客車は連結できます。
解放、連結の動画です。
最初は何度か失敗しましたが、慣れるとほぼ100%の確率で成功しました。
幸先の良いスタートです。
続いて、機関車と客車を逆に繋ぎ、逆走(推進運転)の形でテストします。
機関車を右に動かし、客車を押してマグネットの位置に来たら機関車を逆方向に動かして解放します。
ところが、何回やっても上手く解放してくれません。
ごくまれに成功することもあるのですが、先ほどとは打って変わって成功率ほぼ0%です。
機関車と客車のカプラーを色々調べてみると、どうも客車の方がカプラーの振りが渋いようです。
カプラーを手で動かしてやると一杯まで動くのですが、マグネット上だと首の振りが今一つのようです。
客車のトリップピンをあれこれと調整してみましたが、やはりうまくいきませんでした。
しかし、当レイアウトのアンカプラーレール設置場所の都合上推進運転で客車を解放することはよほどの短編成の列車でない限り不可能なので、これで良しとしましょう。
それに、順送、逆走どちらかがほぼ100%で成功するなら成功する方でやればよいだけのことです。
この辺りは割り切ることにしました。
やや上手くいかない所もありましたが、まずまずの成果が得られました。
お付き合い、ありがとうございました。
レイアウトに組み込む前段階として、アンカプラーレールのテストピースを作成します。
まずアンカプラー装置の基礎になる磁石を作成します。
磁石は100均ショップで買ったネオジムマグネットを使います。(直径6㎜、3㎜厚)
0.3㎜厚塩ビ板を15㎜×25㎜厚に切り出し、画像のようにN極とS極が交互になるようにマグネットを両面テープで貼り付けました。
フレキシブルレールに置いたところです。
磁石の厚みでレール全体が浮いています。
余っていた3㎜厚コルクシートを両面テープで貼り付け、レールをかさ上げしました。
側面から見たところ。
レール下端とマグネットの間が約2㎜開いています。
試しに車両を置いて転がしたところ、マグネ・マティックカプラーは全く反しなかったのでマグネットの方もかさ上げします。
かさ上げ用の0.3㎜厚の塩ビ板を15㎜×25㎜サイズにカットし、両面テープで5枚重ねて貼り付け、マグネットの塩ビ板と貼り合わせました。
このままだとマグネットが丸見えになってしまうので、20㎜×8㎜サイズに切った塩ビ板を2枚重ねて貼り付けてマグネットの上に置きました。
今回はテストピースなのでただ置いているだけですが、レイアウトに組み込む時は塗装して渡り板に見立てます。
前回マグネ・マティックカプラーを取り付けたななつ星のDF200-7000とマイフ77で動作テストをします。
まずは機関車が客車を引っ張る形の順走で行います。
マグネットを仕込んだレールに車両を置いたところ。
緑のリレーラーを置いてある場所にマグネットがあります。
右方向に機関車を動かし、マグネットで停止。
カプラーが解放されています。
最初はゆっくりと機関車を動かしていましたが、なかなかカプラーが解放せず、少しスピードをつけて助走してマグネットの場所で急停止させるようにしてやると、上手く開放しました。
カプラー部分拡大画像。
そのまま機関車を右方向に動かし、機関車と客車を切り離します。
客車のカプラーがマグネットに乗った状態で機関車を左に動かすと、カプラーが解放されたまま左へと進み、突放運転ができます。
適当な場所で運転を止め、機関車を右に少し動かした後、再び左に動かすと再び機関車と客車は連結できます。
解放、連結の動画です。
最初は何度か失敗しましたが、慣れるとほぼ100%の確率で成功しました。
幸先の良いスタートです。
続いて、機関車と客車を逆に繋ぎ、逆走(推進運転)の形でテストします。
機関車を右に動かし、客車を押してマグネットの位置に来たら機関車を逆方向に動かして解放します。
ところが、何回やっても上手く解放してくれません。
ごくまれに成功することもあるのですが、先ほどとは打って変わって成功率ほぼ0%です。
機関車と客車のカプラーを色々調べてみると、どうも客車の方がカプラーの振りが渋いようです。
カプラーを手で動かしてやると一杯まで動くのですが、マグネット上だと首の振りが今一つのようです。
客車のトリップピンをあれこれと調整してみましたが、やはりうまくいきませんでした。
しかし、当レイアウトのアンカプラーレール設置場所の都合上推進運転で客車を解放することはよほどの短編成の列車でない限り不可能なので、これで良しとしましょう。
それに、順送、逆走どちらかがほぼ100%で成功するなら成功する方でやればよいだけのことです。
この辺りは割り切ることにしました。
やや上手くいかない所もありましたが、まずまずの成果が得られました。
お付き合い、ありがとうございました。