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日田彦山線BRT『ひこぼしライン』で日田へ(後編) [旅行]

ひこぼしライン 後編です。

田川伊田駅に到着後、駅前を軽く散策してから帰ろうと思っていたのですが、まだ十分時間があるので近くの石炭記念公園に行ってみます。



田川石炭記念公園。

かつてこの公園には三井田川鉱業所伊田鉱がありましたが、閉山後整備され公園に生まれ変わりました。

広い園内には田川市石炭・歴史博物館の他急患センターや社会福祉協議会が併設されています。

園内を散策します。

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二本煙突(正式名称旧三井田川鉱業所 第一・第二煙突)。

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説明板。

鉱内の排気、用捲上機動力用の蒸気汽缶排煙用として設置されたもので、今では公園のシンボルともいえる存在です。

煙突内は倒壊を防ぐためコンクリートで固められています。

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蒸気機関車9600形59684号機と三井三池炭鉱石炭車セ1208号。

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しっかりとした屋根があり、保存状態は良好です。
柵内の郵便ポストが気になります。

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石炭車セ1208号。

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捲上機。

石炭や作業員、資材を運ぶために作られたものです。

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捲上機正面。
作業員、資材を運ぶ茶色の籠が付けられています。

博物館内へと入ります。

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田川市石炭・歴史博物館。
https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/list00784.html

入場料(大人400円・高校生100円・小中学生50円・障がい者大人100円)。

私は障がい者なので、100円を支払い館内へ。

館内は2階建てで、1階は屋内、屋外展示場があります。

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旧三井田川鉱業所(伊田坑)模型。

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当時使われていた道具、機械。

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採鉱の移り変わり。
手掘りから機械へと発展する様子が分かります。

屋外展示場へ移動します。

屋外には構内で使用された機関車や機関等が展示されています。

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人車。

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圧縮空気機関車。

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リール式電気機関車。

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蓄電池式電気機関車。

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その向こうには当時の炭鉱住宅を再現した建物が建っています。

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内部。

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こちらは明治時代の炭鉱住宅です。

2階に移動します。

2階は山本作兵衛氏の絵画や田川市郡で発掘された遺跡等が展示されていますが、いずれも写真NGなので写真はありません。

1時間半ほど滞在し、貴重な展示品を見学後、資料館を後にしました。

資料館を出た時刻は16:30、少し早いですがここで夕食にしました。

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駅近くの店『定食屋バンビ』に入店。

この店の主人は元国鉄マンで、店内には主人が集めた鉄道グッズが所狭しと飾られています。

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列車のサボ(行先案内板)。

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北海道から九州まで壁一面に飾られた駅入場券(硬券)。
私の地元の駅の入場券もありました。

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菅沼式ダッチングマシン。
硬券切符に日付を印字する機械です。

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SLの前照灯、タブレット等。

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カウンター前の記念切符類。

この他当時の時刻表、看板、制服等数えきれないほどの鉄道グッズが飾られていますが、これらはほんの一部です。

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メニュー。

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枝豆とアイスコーヒー、チーズコロッケを頂きました。
やや入りにくい雰囲気ですが、女将さんの人柄も良く、鉄道好きの方には文句なくおすすめのお店です。

40分ほど滞在した後、帰りの平筑で帰路につきました。

お付き合い、ありがとうございました。
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