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年の瀬の乗り鉄2023その8(錦川鉄道上り~西岩国駅) [旅行]

年の瀬の乗り鉄2023 その8です。

錦町駅周辺を散策します。

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ホームに隣接する車両基地。
先ほど乗車したひだまり号の隣にNT3000形3001『せせらぎ号』(中央)、NT3003『こもれび号』(右)が留置されていました。

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その奥には2017年(平成29年)にJR東日本から譲渡されたキハ40形1009号が留置されていました。
多客時の増結およびイベント列車に使用されています。

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ホーム待合室。

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駅名標。

駅の外に出ます。

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駅外観。
綺麗な木造2階建ての駅舎です。

右手に隣接した建物の2階に観光・鉄道資料館があります。

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畳1.5畳ほどのNゲージのレイアウト。
錦川鉄道を模したものではありませんが、立派なレイアウトです。
故障中で動かせないのが残念でした。

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運転台。
パワーパックは懐かしいトミックスの5001ニューパワーユニット2台とKATOの22-012パワーパックスタンダードSでした。

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戸棚に飾られたサボ、タブレット等。

展示品は少ないですが、その分短時間で見ることが出来ます。

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駅に戻り、窓口で西岩国までの切符を購入後折り返しの上り12:31発岩国行き普通列車に乗車します。

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錦川清流線終端。
奥に錆びた車止めが見えます。

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ホーム上の腕木式信号機。

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列車発車後、買っておいた特上あなごめし弁当(3,240円)を頂きます。

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経木の弁当箱の中に、味付きのごはんの上にタレの乗った14切れ程の焼き穴子と漬物が添えられています。

出来上がってから2時間ほど経っているので穴子は少し硬いですが、「冷めても美味しいあなごめし弁当」と謳っているように少し甘めのタレの乗った穴子の上品な味わいと味付きご飯がしっかりと絡み合い、絶品でした。

冷めた穴子がこれほどまでに美味しいとは思いませんでした。

特上なので値段は高いですが、3,240円出す価値は十分にあります。

弁当を食べ終えた後、丁度清流みはらし駅が近づいてきたので通過の様子を動画にしました。


清流みはらし駅通過中。

動画撮影後は錦川の景色をのんびりと眺めながら過ごし、13:34西岩国駅に到着。

錦川鉄道完乗を果たした後、西岩国駅構内を散策します。



西岩国駅は単式及び島式ホーム1面1線の無人駅で、当初は1929年(昭和4年)に岩国駅として建設されました。

1979年(昭和54年)に駅舎の永久保存が決定しています。

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駅外観。
オレンジの屋根瓦(石州瓦?)が美しい重厚な造りです。
左側のドーマ―窓、重厚な車寄せが素晴らしいです。

左に木炭自動車が展示されています。

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木炭自動車。
昭和初期に使われていたものです。

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後部。
後部にあるボイラーで木炭を燃やし、ガスを発生させてエンジンに送ってピストンを動かして走らせる仕組みです。

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1番ホームより徳山方面を臨む。

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同岩国方面。

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3番ホームより徳山方面を臨む。

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同ホームより駅舎を臨む。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面1線計2面2線の地上駅です。

かつて山陽本線だった頃の長いホームが当時を偲ばせます。
長いホームの途中はフェンスで遮られ、かつて2番ホームだった島式ホーム側のレールは剥がされ、フェンスが建てられています。

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1番ホームの上屋。
柱は木製で、補強用の筋交いが入っています。

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改札口。
年季の入った味のある木製ラッチがあります。

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通常の改札口の左に、団体客用として使われていたと思われる古い木製の改札口が残されています。

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改札口横の駅名標。

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駅舎内待合室。

駅員はいませんが、NPO法人西岩国・駅と広域まちづくりの会の方が常駐しており、駅事務室を改装して設けられた展示室と隣接する物産館の管理を行っています。

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待合室内に展示されているミニチュアの錦帯橋と錦川鉄道の写真。

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窓口左にある展示室。

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列車接近案内表示板。

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西岩国駅の由来案内板。

ずっと佇みたくなる素晴らしい駅でした。

しばらく駅を見学後、錦帯橋へと向かいます。

その8に続きます。

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