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年の瀬の乗り鉄2023その7(錦川清流鉄道下り) [旅行]

年の瀬の乗り鉄2023 その7です。

10:42岩国駅到着後、券売機で川西までの切符を買い、錦川清流鉄道(以下錦川鉄道)11:10発普通列車のホームへと向かいます。(川西~錦町間は車内で清算)

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ホームに着くと、下り錦町行き普通列車(NT3000形3002号『ひだまり号』単行編成)が止まっていました。

地元の平成筑豊鉄道の車両そっくりですが、製造会社が同じ新潟トランシスなので基本的な設計が似ているのでしょう。

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車内。
トイレあり。
座席は中間部分転換式クロスシート+車端部ロングシートで、折りたたみ式の簡易テーブルがあります。

列車は定刻通り発車。

錦川鉄道は国鉄時代の岩日線から1987年(昭和61年)に第三セクターに移管された鉄道で、川西駅(正式な起点はその先の森ヶ原信号場)から錦町駅を結んでいます。
当初は山口線の日原駅まで線路を繋げる計画があり、岩日線の『岩』は岩国駅、『日』は日原駅の頭文字を取ったものになっています。

起点は川西駅ですが、列車は全て重複するJR岩徳線に乗り入れ、岩国~錦町間を運行しています。

列車本数は上下10本と少ないので、旅行プランを立てるのが大変でした。

列車は西岩国、川西駅と停車後、森ヶ原信号場へと向かっていきます。
森ヶ原信号場までは岩徳線との共用区間です。

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11:16西岩国駅に到着し、11:19川西駅到着。

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ホーム上に錦川清流線の0キロポストがありました。


川西~森ヶ原信号場前面展望動画。
JR岩徳線と錦川鉄道の分岐点で、信号場と名は付いていますが列車の交換・待避は出来ません。

列車は右側の錦川清流線へと進んでいきます。

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森ヶ原信号場~清流新岩国駅間。
目の前に山陽新幹線の高架と駅が見えてきました。

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11:26清流新岩国駅到着。
終点錦町駅を除く線内の駅は全て無人駅、錦町駅と交換駅北河内駅を除く駅は単式1面1線ホームの地上駅です。

旧名御庄駅という名前で、2013年に現在の駅名に変わりました。

約350mほど離れたところに山陽新幹線新岩国駅があり、連絡通路で繋がっています。

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ホームにはコンテナ緩急車(おそらくコキフ10000)の車掌室部分を改造した待合室があります。
入口上部に旧名の『御庄駅』標記が残ったままになっています。

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新幹線乗換案内板。

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新幹線ホームを右手に臨む。
この辺りから民家が少なくなり、錦川と並行して列車は進んで行きます。

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11:29守内かさ神駅到着。

駅名は近くのかさ神神社に由来しています。

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11:34南河内駅到着。

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南河内~行波間車窓風景。
この辺りは線路と川の間に林があるので、途切れ途切れにしか川は見えません。

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11:38行波駅到着。

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行波~北河内間車窓風景。
コンクリート橋を渡ると、北河内駅が見えてきます。

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北河内駅が見えてきました。

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11:43北河内駅到着。
線内唯一の交換駅です。

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駅舎。
手前に転轍機(普通・スプリング式)が保存されていました。

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北河内~椋野間左手に見える清流の滝。
降水量が少ないので、水の量は少なく滝という感じではありませんでした。

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11:51椋野駅到着。

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椋野~南桑間左手に見えるかじかの滝。
こちらも水量は少なかったです。

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椋野~南桑間車窓風景。
穏やかな錦川の流れ。
左手に吊り橋、川岸に石州瓦の民家が立ち並んでいます。

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11:57南桑駅到着。

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12:00頃清流みはらし駅(臨時駅)通過。
2019年に開業した駅で、イベント列車のみ停車します。
この駅には出入口が無く、なおかつ駅に通じる道が無いので、列車でしか行けない秘境駅です。
この駅での乗り降りはかなり難易度が高いです。

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12:02根笠駅到着。

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根笠駅を出てすぐの所の川に架かる(架かっていた)沈下橋。
2022年の台風で流されてしまい、橋脚だけが残されていました。
この辺りまで登っていくと川の岩石が増え、上流っぽくなってきます。

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12:09河山駅到着。

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駅舎。

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かつて交換駅だった頃の島式ホームが残っています。
左側のレールは残っていますが、本線とは切り離されています。
本線の右側には貨物側線が残されています。

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12:14柳瀬駅到着。

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約1時間で12:31終点錦町駅に到着。

到着後、折り返しの列車までの約15分間駅構内を散策します。

その8に続きます。

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