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直方市を散策する・前編(多賀神社・直方市石炭記念館) [地元・筑豊]

退院から約3週間が過ぎ、すっかり元気になりました。

療養中の休みを生かし、またまた地元をうろついてきました。

今回は私の地元の直方市を散策しました。

私の地元は直方市の隣の町なので厳密にいえば地元ではないのですが、小さいころから買い物や病院は主に直方市に行っていたので、直方市はほぼ地元のようなものです。

まずは多賀神社に向かいます。

遠賀川の河川敷公園駐車場に車を止め、徒歩10分ほどで到着。



多賀神社

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多賀神社参道。

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階段を上がり、筑豊本線と平成筑豊鉄道を跨ぐ歩道橋を渡っていくと本殿があります。

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本殿前の牛の像。

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同じく馬の像。

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手水舎。
コロナウィルスの影響か、水は流れていませんでした。

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本殿。

イレウスにかからないようにとお参りしました。

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本殿左手にある社務所。

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本殿右手の小さな神社。

平日の午前中とあって、人はまばらでした。

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しばし休憩後、隣接する直方石炭記念館へ。



直方市石炭記念館HP:http://yumenity.jp/sekitan/

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筑豊本線と平成筑豊鉄道伊田線を跨ぐ歩道橋を通って向かいますが、この歩道橋、かつて直方機関区にあった下路式転車台を再利用しているそうです。

『多賀第3こ線人道橋』という名称です。

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橋げたと橋脚。

橋脚をよく見ると、レンガ積みの上に1mほどコンクリートでかさ上げされています。

恐らく筑豊本線電化の際に架線を通すためにかさ上げされたものと思われます。

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丁度平成筑豊鉄道の列車が通ってきました。

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歩道橋を渡ると、右手に石炭記念館が見えてきます。

程なく石炭記念館に到着。

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本館。
1910年(明治43年)8月に筑豊石炭鉱業組合直方会議所として建てられたものです。

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別館。
受付はこちらになります。

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石炭科学館。
石炭のサンプルやタール工場等の模型が展示されています。

建物に入る前に、屋外の展示品から見学しました。

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入口にある鉱夫の像。

旧直方駅前のロータリーに建てられていましたが、駅前再開発の際にこちらに移設されました。

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C11 131号機

1938年(昭和13年)に日本車両で製造された車両で、1941年(昭和16年)から1970年(昭和45年)まで主に直方で活躍した蒸気機関車です。

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後ろに繋がれている石炭車セム1

二軸石炭車セム1形のトップナンバーです。

この2両はNPO法人直方汽車倶楽部の手によって定期的に整備されています。

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C11の後方に展示されている救急車や人車、ロードヘッダー(鉱物掘削機)。

こちらの方は整備されることがないようで、かなり傷んでいます。

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ロッカーショベル。
石岩、ボタの積み込みに使われたものです。

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コッペル32号機

1925年(大正14年)に貝島炭鉱がドイツから輸入したタンク車で、1976年(昭和51年)の閉山まで50年以上活躍しました。

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後ろに繋がれている砂運車ロト22号

こちらの貨車は石炭を採掘した後の坑道を埋める為の土砂運搬用貨車です。

こちらの2両も汽車倶楽部の手によって定期的に整備されています。

別館の裏に廻ります。

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坑外用電気機関車と貨車。

飯塚市の鯰田炭鉱坑外運搬車として、坑口から運炭場までの間を走っていました。

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その右手には救護訓練用の坑道が保存されています。

なかなか珍しいですね。

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練習坑道看板。

この坑道は、ガス爆発や落盤等の災害時に活躍する救護隊を訓練、養成するために1911年(明治44年)に作られ、1922年(大正11年)に改築されたものです。

坑道は通常は閉鎖されていて中に入ることはできませんが、2007年に一部が一般公開されました。

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圧搾空気式機関車(エアーロコ)

飯塚市の上三緒、芳雄炭鉱坑内で機械の運搬に使われた機関車です。
火を使わず圧縮空気を使って動くので坑内で安全に使う事が出来るのが特徴ですが、400m位しか走れないそうです。

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ディーゼル機関車。

宮若市の貝島大ノ浦炭鉱内主要水平坑道で石炭車、人車を輸送していました。

一通り見学した後、別館内の展示品を見学します。

中編に続きます。

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