EF81トワイライトカラー&客車のカプラー交換 [車輌関係]
前回の記事で動画を注意深く見て下さった方にはお分かりだと思いますが、EF81と客車のカプラーをアーノルドからKATOのマグネティックナックルカプラーに交換しています。
今回はEF81(トワイライトエクスプレスカラー)と客車のカプラー交換手順について書いていきます。
カプラーは自動解放が出来るようにKATOのマグネティックナックルカプラー(長)を使いますが、今回は機関車がトミックスなので、そのままではカプラー交換が出来ません。
ネットではトミックスの純正カプラーを無加工あるいは小加工して交換する方法もあるようですが、今回はリカラーのナックルカプラーソケットを使います。
早速作業開始。
まず機関車から交換します。
マグネティックナックルカプラーにトリップピンを差し込んで、2組作りました。
続いて出来上がったマグネティックナックルカプラーをナックルカプラーソケットに差し込みます。
差し込んだカプラーがソケットから抜けるのを防ぐため、Φ0.8洋白線をソケットの穴に差し込みました。
車体に組み込みます。
ソケットは画像のように台形になっている方がカプラー側になります。
スカートを取り付けて、完成です。
レイアウトのアンカプラーレールで解放状態を確認。
問題ないですね。
トリップピンの高さも調整しました。
続いて客車のカプラーを交換します。
まずはスロネフ25から交換します。
カプラーを分解したところ。
画像のようにポケットとカプラー根元の形状が違うので、そのままではカプラーが入りません。
カプラーの根元を少しカットし(画像水色線)、角を画像オレンジ線までリューターで削りました。
ポケットを画像オレンジ線までリューターで削り、カプラー出口(画像緑〇部分)を少しカットしてカプラーが首を振るように調整しました。
ポケットにΦ1㎜の孔を開け、Φ1㎜真鍮線を通してカプラーを固定します。
レイアウトのアンカプラーレールで解放状態を確認。
カプラーの動きが渋いようで、上手く首を振ってくれません。
再度ばらしてポケットをもう少し削り、カプラー出口も少し広げました。
カプラー根元にΦ1㎜真鍮線を差し込んで、固定しました。
真鍮線はポケットの穴まで通さず、カプラー本体の厚みにしました。
再度アンカプラーレールで解放状態を確認。
今度は上手く行きました。
高さも良いようです。
レイアウト外線で試運転中…
途中解放もなく無事に運行しました。
続いてカニ24も同様にカプラーを改造して、交換完了。
レイアウト内線で試運転してみましたが、ポイントレールの部分で脱線してしまいます。
原因を調べると、スロネフ25、カニ24共々カプラー先端がお辞儀していてトリップピンがポイントレールに干渉していました。
カプラーポケットの蓋裏に薄く剥がした厚紙を貼りました。
カプラーを元に戻して確認。
今度は良さそうです。
ポイントレール上で確認。
レールと干渉しなくなりました。
カニ24も同様の処置をして、再び試運転。
内線を快走中…
客車の方はトミックスなので苦労しましたが、何とか交換に成功しました。
台車マウントのトミックスボギー台車→KATOマグネティックナックルカプラーの交換はこの方法で良さそうです。
お付き合い、ありがとうございました。
今回はEF81(トワイライトエクスプレスカラー)と客車のカプラー交換手順について書いていきます。
カプラーは自動解放が出来るようにKATOのマグネティックナックルカプラー(長)を使いますが、今回は機関車がトミックスなので、そのままではカプラー交換が出来ません。
ネットではトミックスの純正カプラーを無加工あるいは小加工して交換する方法もあるようですが、今回はリカラーのナックルカプラーソケットを使います。
早速作業開始。
まず機関車から交換します。
マグネティックナックルカプラーにトリップピンを差し込んで、2組作りました。
続いて出来上がったマグネティックナックルカプラーをナックルカプラーソケットに差し込みます。
差し込んだカプラーがソケットから抜けるのを防ぐため、Φ0.8洋白線をソケットの穴に差し込みました。
車体に組み込みます。
ソケットは画像のように台形になっている方がカプラー側になります。
スカートを取り付けて、完成です。
レイアウトのアンカプラーレールで解放状態を確認。
問題ないですね。
トリップピンの高さも調整しました。
続いて客車のカプラーを交換します。
まずはスロネフ25から交換します。
カプラーを分解したところ。
画像のようにポケットとカプラー根元の形状が違うので、そのままではカプラーが入りません。
カプラーの根元を少しカットし(画像水色線)、角を画像オレンジ線までリューターで削りました。
ポケットを画像オレンジ線までリューターで削り、カプラー出口(画像緑〇部分)を少しカットしてカプラーが首を振るように調整しました。
ポケットにΦ1㎜の孔を開け、Φ1㎜真鍮線を通してカプラーを固定します。
レイアウトのアンカプラーレールで解放状態を確認。
カプラーの動きが渋いようで、上手く首を振ってくれません。
再度ばらしてポケットをもう少し削り、カプラー出口も少し広げました。
カプラー根元にΦ1㎜真鍮線を差し込んで、固定しました。
真鍮線はポケットの穴まで通さず、カプラー本体の厚みにしました。
再度アンカプラーレールで解放状態を確認。
今度は上手く行きました。
高さも良いようです。
レイアウト外線で試運転中…
途中解放もなく無事に運行しました。
続いてカニ24も同様にカプラーを改造して、交換完了。
レイアウト内線で試運転してみましたが、ポイントレールの部分で脱線してしまいます。
原因を調べると、スロネフ25、カニ24共々カプラー先端がお辞儀していてトリップピンがポイントレールに干渉していました。
カプラーポケットの蓋裏に薄く剥がした厚紙を貼りました。
カプラーを元に戻して確認。
今度は良さそうです。
ポイントレール上で確認。
レールと干渉しなくなりました。
カニ24も同様の処置をして、再び試運転。
内線を快走中…
客車の方はトミックスなので苦労しましたが、何とか交換に成功しました。
台車マウントのトミックスボギー台車→KATOマグネティックナックルカプラーの交換はこの方法で良さそうです。
お付き合い、ありがとうございました。
実物同様に連結器って模型でも多種多様ですね
正直あまりこだわっていませんでしたがコレクションの車両を並べてみると連結できないもの組み合わせが多くてそろそろ考えないといけないです。
固定式レイアウトの構想もまだ煮詰まっていませんが手持ちの車両を活かすのには第3セク前の野辺地駅あたりが参考になるかもと考えています。南部縦貫のレールバスも活かせるし
by 青い森のヨッチン (2023-08-06 11:45)
青い森のヨッチン様
Nゲージのカプラーにはいつも悩まされています。
各社共通で連結できるアーノルドカプラーは見た目が悪いし、実感的なナックルカプラーもKATOとトミックスで混結出来ない等と問題が多いですね。
メーカー同士で話し合って各社共通のナックルカプラーを開発してもらえれば有難いのですが、現状では無理そうなので解放もできるKATOのナックルカプラーをメインに使っています。
by TYPES (2023-08-06 13:06)