延伸線シーナリー作成64(針葉樹の作成1) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その63です。
前回で広葉樹セクションが終わったので、その右側の整備に入ります。
この部分は針葉樹林にします。
主役の針葉樹(杉)ですが、今回も広葉樹同様自作することにしました。
針葉樹はこちらの記事を参考にします。
針葉樹の作り方:https://ameblo.jp/gutonameba/entry-12652796241.html
材料は竹串(18㎜長)とスコッチブライト、モーリングラスセレクション(ダークグリーン)を使用します。
早速テストピースを作成します。
まず竹串にXF-20ミディアムグレイ:1+XF-59デザートイエロー:1の割合に混ぜた針葉樹カラーを全体に塗り、半分にカットしました。
乾燥後、スコッチブライトをほぐして巻き付けるのですが、なかなかうまく剥がせません。
薄く均一に剝がすのが難しいです。
何か代わりになる材料はないかと考えたところ、以前滝の作成で使用した水槽用ウールマットが使えないかと考えました。
水槽用ウールマット『スーパープラマット』
綿のように柔らかい素材ですが、スコッチブライトより簡単に薄く剥がせそうです。
ウールマットを長さ約150㎜、幅約10㎜サイズにカットし、薄く剥がした後XF-11ダークグリーン:1+XF-58オリーブグリーン:2に混ぜた針葉樹グリーン色に染めました。
ウールマットを半分の竹串に刺しながら、画像のように巻きつけました。
少し緩かったので、中心部をボンドを点付けして固定しました。
ボンドが乾燥したら、手でウールマットを葉の形に広げ、スプレーのりを吹き付けモーリングラスセレクション(ダークグリン:以下DG)を接着します。
乾燥後、針葉樹っぽく見せる為ハサミで葉に切れ込みを入れたり、足りないグラスセレクションをマットメディウムで付けたしたりして、テストピース第1号の完成です。
改めて見ると、横方向のボリュームが乏しいですね。
『抜け』ももう少し欲しいです。
レイアウトには何とか使えるレベルですが、やはり今一つです。
再度テストピースを作ります。
今度は少しやり方を変えてみます。
一旦は用済みだったスコッチブライトを引っ張り出し、Φ35㎜から15㎜程に円形カットします。
カットしたスコッチブライトを幅の広いものから順に10枚串刺しにし、先端にスコッチブライトの切りくずを接着しました。
スプレーのりでグラスセレクションDGを接着し、付着していない部分をマットメディウムで接着してテストピース第2号の完成です。
スコッチブライトを重ねすぎたようで、『抜け』がほとんど無くなってしまいましたが、試作1号よりは仕上がりが良くなりました。
所々マットメディウムの白濁が出てしまったのが気になりますね。
もう少し上手く出来そうなので、テストピース第3号を作ってみます。
今度はスコッチブライトを10枚から6枚に減らし、串刺しにして要所をボンドで補強後針葉樹グリーンを塗装しました。
スプレーのりでグラスセレクションDBを接着後、ハサミで軽く形を整えてテストピース第3号の完成です。
1号、2号に比べてやや抜けが多いですが、出来は良くなりました。
スコッチブライトは7~8枚重ね位が良いようです。
この作り方で行こうと思いましたが、改めて実物の針葉樹をネットで確認すると、葉はもっさりとして見えます。
特に代表的な針葉樹の杉の木は葉先が丸く、グラスセレクションでは合わない気がしました。
そこで今度は葉をカラーパウダーに変え、再度テストピースを作ってみます。
今度はスコッチブライトを10枚重ね、針葉樹グリーンで着色しました。
このままでも使えそうな感じです。
津川洋行のカラーパウダーを針葉樹グリーンで染め、トミックスカラーパウダーグリーンミックスと適宜混ぜたものを振りかけてテストピース第4号の完成です。
だいぶ杉っぽくなったのですが、葉の付き方がきれいすぎてこれでは剪定された庭木のようです。
カラーパウダーは使わない方が自然な感じに見えます。
またまたテストピース第5号を作成します。
今度はスコッチブライトを14枚重ね、グレーサーフェイサーで葉を塗装後、針葉樹グリーンで塗装しました。
針葉樹グリーンは初めに作ったものは少し濃すぎる感じだったので、元の色にXF-4イエローグリーンを足して、XF-11暗緑色:1+XF-58オリーブグリーン:2にXF-4イエローグリーン:1の割合になるように調色しました。
これはいい感じです。
ようやく満足できる仕上がりになりました。
今後はこの第5号の作り方で進めます。
作成方法が固まったので、量産の準備をします。
まず、針葉樹のスペースを確認します。
テストピースの針葉樹を3本置いて、ざっとどのくらい必要か計算します。
画像青囲い部分に約35本、赤囲い部分に約15本、低く見積もっても約50本は必要と判明しました。
その手前の機関区セクションにも50本は必要なようです。
なかなか大変な作業になりそうです。
お付き合い、ありがとうございました。
前回で広葉樹セクションが終わったので、その右側の整備に入ります。
この部分は針葉樹林にします。
主役の針葉樹(杉)ですが、今回も広葉樹同様自作することにしました。
針葉樹はこちらの記事を参考にします。
針葉樹の作り方:https://ameblo.jp/gutonameba/entry-12652796241.html
材料は竹串(18㎜長)とスコッチブライト、モーリングラスセレクション(ダークグリーン)を使用します。
早速テストピースを作成します。
まず竹串にXF-20ミディアムグレイ:1+XF-59デザートイエロー:1の割合に混ぜた針葉樹カラーを全体に塗り、半分にカットしました。
乾燥後、スコッチブライトをほぐして巻き付けるのですが、なかなかうまく剥がせません。
薄く均一に剝がすのが難しいです。
何か代わりになる材料はないかと考えたところ、以前滝の作成で使用した水槽用ウールマットが使えないかと考えました。
水槽用ウールマット『スーパープラマット』
綿のように柔らかい素材ですが、スコッチブライトより簡単に薄く剥がせそうです。
ウールマットを長さ約150㎜、幅約10㎜サイズにカットし、薄く剥がした後XF-11ダークグリーン:1+XF-58オリーブグリーン:2に混ぜた針葉樹グリーン色に染めました。
ウールマットを半分の竹串に刺しながら、画像のように巻きつけました。
少し緩かったので、中心部をボンドを点付けして固定しました。
ボンドが乾燥したら、手でウールマットを葉の形に広げ、スプレーのりを吹き付けモーリングラスセレクション(ダークグリン:以下DG)を接着します。
乾燥後、針葉樹っぽく見せる為ハサミで葉に切れ込みを入れたり、足りないグラスセレクションをマットメディウムで付けたしたりして、テストピース第1号の完成です。
改めて見ると、横方向のボリュームが乏しいですね。
『抜け』ももう少し欲しいです。
レイアウトには何とか使えるレベルですが、やはり今一つです。
再度テストピースを作ります。
今度は少しやり方を変えてみます。
一旦は用済みだったスコッチブライトを引っ張り出し、Φ35㎜から15㎜程に円形カットします。
カットしたスコッチブライトを幅の広いものから順に10枚串刺しにし、先端にスコッチブライトの切りくずを接着しました。
スプレーのりでグラスセレクションDGを接着し、付着していない部分をマットメディウムで接着してテストピース第2号の完成です。
スコッチブライトを重ねすぎたようで、『抜け』がほとんど無くなってしまいましたが、試作1号よりは仕上がりが良くなりました。
所々マットメディウムの白濁が出てしまったのが気になりますね。
もう少し上手く出来そうなので、テストピース第3号を作ってみます。
今度はスコッチブライトを10枚から6枚に減らし、串刺しにして要所をボンドで補強後針葉樹グリーンを塗装しました。
スプレーのりでグラスセレクションDBを接着後、ハサミで軽く形を整えてテストピース第3号の完成です。
1号、2号に比べてやや抜けが多いですが、出来は良くなりました。
スコッチブライトは7~8枚重ね位が良いようです。
この作り方で行こうと思いましたが、改めて実物の針葉樹をネットで確認すると、葉はもっさりとして見えます。
特に代表的な針葉樹の杉の木は葉先が丸く、グラスセレクションでは合わない気がしました。
そこで今度は葉をカラーパウダーに変え、再度テストピースを作ってみます。
今度はスコッチブライトを10枚重ね、針葉樹グリーンで着色しました。
このままでも使えそうな感じです。
津川洋行のカラーパウダーを針葉樹グリーンで染め、トミックスカラーパウダーグリーンミックスと適宜混ぜたものを振りかけてテストピース第4号の完成です。
だいぶ杉っぽくなったのですが、葉の付き方がきれいすぎてこれでは剪定された庭木のようです。
カラーパウダーは使わない方が自然な感じに見えます。
またまたテストピース第5号を作成します。
今度はスコッチブライトを14枚重ね、グレーサーフェイサーで葉を塗装後、針葉樹グリーンで塗装しました。
針葉樹グリーンは初めに作ったものは少し濃すぎる感じだったので、元の色にXF-4イエローグリーンを足して、XF-11暗緑色:1+XF-58オリーブグリーン:2にXF-4イエローグリーン:1の割合になるように調色しました。
これはいい感じです。
ようやく満足できる仕上がりになりました。
今後はこの第5号の作り方で進めます。
作成方法が固まったので、量産の準備をします。
まず、針葉樹のスペースを確認します。
テストピースの針葉樹を3本置いて、ざっとどのくらい必要か計算します。
画像青囲い部分に約35本、赤囲い部分に約15本、低く見積もっても約50本は必要と判明しました。
その手前の機関区セクションにも50本は必要なようです。
なかなか大変な作業になりそうです。
お付き合い、ありがとうございました。
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