延伸線シーナリー作成22(ケーブル類作成2) [レイアウト制作]
※2022/6/28追記
管理人体調不良のため、7/1(金)予定の更新はありません。ご了承ください。
延伸線シーナリー作成 その22です。
前回レンガポータルの小物取付が終わったので、今回は石壁ポータルの小物類を作成します。
まずはケーブルの作成です。
前回同様、φ0.4㎜の洋白線をトンネル内壁に沿って曲げていきます。
こちらも3本作成します。
こんな感じに仕上げます。
ポータル正面のケーブルは変化をつけて、斜めに下ろしました。
ミッチャクロン→TS-29セミグロスブラックで塗装後、ポータルに瞬着で取り付け。
この作業を計3回繰り返します。
2本目…
3本のケーブルを取り付けました。
瞬着で塗装が剥げてしまった部分は後ほど修正します。
帯金を取り付けます。
リン青銅板を適当な大きさにカット後コの字に曲げて帯金を作り、トンネル内部のケーブル部分に瞬着で取り付けました。
帯金はXF-16フラットアルミ:1+XF-56メタリックグレイ:1で、塗装が剥げたケーブルをX-18セミグロスブラックで塗装しました。
ポータル部分のケーブルも同様にタッチアップ塗装しました。
ポータル部分のケーブルに帯金を取り付けます。
画像のようにホッチキスの芯をコの字に曲げて帯金を作ります。
ポータルに孔を開け、帯金をケーブルに瞬着で取り付けました。
続いてき電線を作成します。
碍子付きチャンネル鋼を画像の位置に取り付けました。
変化をつけるため、少し斜めに取り付けています。
き電線本体を作成します。
100㎜ほどにカットしたφ0.3㎜洋白線を折り曲げ、ミッチャクロン→XF-16フラットアルミの順に塗装しました。
瞬着で4箇所点付けして固定しました。
オレンジ〇の末端部分は予め5㎜ほど直角に曲げ、小孔を開けて天井に差し込んでいます。
帯金を作成します。
今まではリン青銅板を切り抜いて作成していましたが、ちょっと横着してホッチキスの針を使うことにします。
ホッチキスの針を曲げ、天井に孔を開けて洋白線の上から瞬着で3か所取り付けました。
こちらの方が加工は簡単でした。
長さ100㎜程度の洋白線の取り付けなら、ホッチキスの針でも充分な感じです。
最後に碍子と洋白線をボンドで固定して、き電線の完成です。
仕上げに継電箱と銘板を貼り付け、軽くウェザリングして完成です。
『和山隧道』銘板
文字はウェザリングを施したので分かりにくいです。
レイアウトに戻したところ。
この角度からでは苦労して仕上げたき電線本体が見えませんが、良いアクセントにはなっています。
やはりケーブル等を追加すると、俄然雰囲気が良くなりますね。
今回は細かい作業が多くて大変でしたが、満足のいく仕上がりとなりました。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成 その22です。
前回レンガポータルの小物取付が終わったので、今回は石壁ポータルの小物類を作成します。
まずはケーブルの作成です。
前回同様、φ0.4㎜の洋白線をトンネル内壁に沿って曲げていきます。
こちらも3本作成します。
こんな感じに仕上げます。
ポータル正面のケーブルは変化をつけて、斜めに下ろしました。
ミッチャクロン→TS-29セミグロスブラックで塗装後、ポータルに瞬着で取り付け。
この作業を計3回繰り返します。
2本目…
3本のケーブルを取り付けました。
瞬着で塗装が剥げてしまった部分は後ほど修正します。
帯金を取り付けます。
リン青銅板を適当な大きさにカット後コの字に曲げて帯金を作り、トンネル内部のケーブル部分に瞬着で取り付けました。
帯金はXF-16フラットアルミ:1+XF-56メタリックグレイ:1で、塗装が剥げたケーブルをX-18セミグロスブラックで塗装しました。
ポータル部分のケーブルも同様にタッチアップ塗装しました。
ポータル部分のケーブルに帯金を取り付けます。
画像のようにホッチキスの芯をコの字に曲げて帯金を作ります。
ポータルに孔を開け、帯金をケーブルに瞬着で取り付けました。
続いてき電線を作成します。
碍子付きチャンネル鋼を画像の位置に取り付けました。
変化をつけるため、少し斜めに取り付けています。
き電線本体を作成します。
100㎜ほどにカットしたφ0.3㎜洋白線を折り曲げ、ミッチャクロン→XF-16フラットアルミの順に塗装しました。
瞬着で4箇所点付けして固定しました。
オレンジ〇の末端部分は予め5㎜ほど直角に曲げ、小孔を開けて天井に差し込んでいます。
帯金を作成します。
今まではリン青銅板を切り抜いて作成していましたが、ちょっと横着してホッチキスの針を使うことにします。
ホッチキスの針を曲げ、天井に孔を開けて洋白線の上から瞬着で3か所取り付けました。
こちらの方が加工は簡単でした。
長さ100㎜程度の洋白線の取り付けなら、ホッチキスの針でも充分な感じです。
最後に碍子と洋白線をボンドで固定して、き電線の完成です。
仕上げに継電箱と銘板を貼り付け、軽くウェザリングして完成です。
『和山隧道』銘板
文字はウェザリングを施したので分かりにくいです。
レイアウトに戻したところ。
この角度からでは苦労して仕上げたき電線本体が見えませんが、良いアクセントにはなっています。
やはりケーブル等を追加すると、俄然雰囲気が良くなりますね。
今回は細かい作業が多くて大変でしたが、満足のいく仕上がりとなりました。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成21(ケーブル類作成1) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その21です。
トンネルポータルに取り付ける信号ケーブル・き電線を作成します。
φ0.3㎜,φ0.4㎜の洋白線を用意します。
まず、信号ケーブルを作成します。
トンネル入口内側にφ0.4㎜洋白線をあてがい、指で曲げていきます。
曲げ加工終了後、マスキングテープで仮固定してケーブルの位置関係をチェックします。
こんな感じになりました。
良い感じなので、一旦外して塗装をします。
ミッチャクロンを吹き付けて下地処理後、セミグロスブラックを吹き付けました。
レンガトンネルポータルにケーブルを瞬間接着剤で取り付けました。
以上の手順で2本目、3本目を作成していきます。
2本目を取り付け…
3本目の取り付けが終わりました。
一部瞬着がはみ出て白化している箇所がありますが、この部分は後で修正しておきます。
続いて帯金を作成します。
帯金の材料には悩みましたが、ホッチキスの針が形状・色合い共にぴったりなので、今回はこれを使います。
ホッチキスの針をケーブルの幅に合わせてピンセットで曲げます。
0.7㎜ドリルでトンネルポータルに孔を開け、画像の2箇所に瞬着で取り付けました。
なかなか良い感じです。
白化した部分もここで修正しておきました。
トンネル内部の内壁から浮いているケーブルを修正します。
内壁に孔を開け、針金を通して反対側で結束しました。(画像〇部分)
若干見た目は悪いですが、浮いているよりはましなのでこれで良しとします。
もう少ししっかりと曲げていれば良かったですね。
続いてき電線を作成します。
前回作成した碍子付きアングルを画像の位置に取り付けました。(高さ42㎜)
続いてき電線を作成します。
φ0.3の洋白線をトンネル内壁にあてがいながら、曲げていきます。
完成したき電線をミッチャクロンで下地処理後、XF-16フラットアルミで塗装しました。
マスキングテープで仮止め後、トンネル内壁(3か所)に瞬着を盛り付けました。
このままでは取り付けが十分でないので、帯金を取り付けます。
リン青銅板を適当なサイズにカットして、コの字型に折り曲げます。
瞬着を盛り付けた箇所に帯金を瞬着で接着し、乾燥後XF-16フラットアルミとXF-56メタリックグレイを半々に混ぜた塗料で帯金を塗装しました。
帯金がかなり太いですが、天井部分でまず見えない箇所なのでOKです。
碍子と洋白線をボンドで接着して、き電線の完成です。
右側から覗き込まないと見えませんが、これも良い雰囲気に仕上がりました。
先程針金を括って修正したケーブルですが、やはりこのままでは少し目立ちます。
そこで、き電線同様帯金を取り付けることにしました。
適当にカットした銅板をコの字型に折り曲げ、ミッチャクロンで下地処理後、XF-16フラットアルミとXF-56メタリックグレイを半々に混ぜた塗料で帯金を塗装して完成です。
こちらも若干帯金が太いですが、帯金があまり目立たず、針金が丸見えの頃に比べて随分見た目が良くなりました。
仕上げに、継電箱とエクセルで作成した銘板を貼り付けて完成です。
銘板部分拡大。
『和山隧道』と書かれているのがお判りでしょうか。
改めてレイアウトに設置してみます。
トンネルポータル部分が出来上がっただけですが、これだけで雰囲気がガラッと変わった気がします。
次回は反対側のトンネルポータルに手を加えていきます。
お付き合い、ありがとうございました。
トンネルポータルに取り付ける信号ケーブル・き電線を作成します。
φ0.3㎜,φ0.4㎜の洋白線を用意します。
まず、信号ケーブルを作成します。
トンネル入口内側にφ0.4㎜洋白線をあてがい、指で曲げていきます。
曲げ加工終了後、マスキングテープで仮固定してケーブルの位置関係をチェックします。
こんな感じになりました。
良い感じなので、一旦外して塗装をします。
ミッチャクロンを吹き付けて下地処理後、セミグロスブラックを吹き付けました。
レンガトンネルポータルにケーブルを瞬間接着剤で取り付けました。
以上の手順で2本目、3本目を作成していきます。
2本目を取り付け…
3本目の取り付けが終わりました。
一部瞬着がはみ出て白化している箇所がありますが、この部分は後で修正しておきます。
続いて帯金を作成します。
帯金の材料には悩みましたが、ホッチキスの針が形状・色合い共にぴったりなので、今回はこれを使います。
ホッチキスの針をケーブルの幅に合わせてピンセットで曲げます。
0.7㎜ドリルでトンネルポータルに孔を開け、画像の2箇所に瞬着で取り付けました。
なかなか良い感じです。
白化した部分もここで修正しておきました。
トンネル内部の内壁から浮いているケーブルを修正します。
内壁に孔を開け、針金を通して反対側で結束しました。(画像〇部分)
若干見た目は悪いですが、浮いているよりはましなのでこれで良しとします。
もう少ししっかりと曲げていれば良かったですね。
続いてき電線を作成します。
前回作成した碍子付きアングルを画像の位置に取り付けました。(高さ42㎜)
続いてき電線を作成します。
φ0.3の洋白線をトンネル内壁にあてがいながら、曲げていきます。
完成したき電線をミッチャクロンで下地処理後、XF-16フラットアルミで塗装しました。
マスキングテープで仮止め後、トンネル内壁(3か所)に瞬着を盛り付けました。
このままでは取り付けが十分でないので、帯金を取り付けます。
リン青銅板を適当なサイズにカットして、コの字型に折り曲げます。
瞬着を盛り付けた箇所に帯金を瞬着で接着し、乾燥後XF-16フラットアルミとXF-56メタリックグレイを半々に混ぜた塗料で帯金を塗装しました。
帯金がかなり太いですが、天井部分でまず見えない箇所なのでOKです。
碍子と洋白線をボンドで接着して、き電線の完成です。
右側から覗き込まないと見えませんが、これも良い雰囲気に仕上がりました。
先程針金を括って修正したケーブルですが、やはりこのままでは少し目立ちます。
そこで、き電線同様帯金を取り付けることにしました。
適当にカットした銅板をコの字型に折り曲げ、ミッチャクロンで下地処理後、XF-16フラットアルミとXF-56メタリックグレイを半々に混ぜた塗料で帯金を塗装して完成です。
こちらも若干帯金が太いですが、帯金があまり目立たず、針金が丸見えの頃に比べて随分見た目が良くなりました。
仕上げに、継電箱とエクセルで作成した銘板を貼り付けて完成です。
銘板部分拡大。
『和山隧道』と書かれているのがお判りでしょうか。
改めてレイアウトに設置してみます。
トンネルポータル部分が出来上がっただけですが、これだけで雰囲気がガラッと変わった気がします。
次回は反対側のトンネルポータルに手を加えていきます。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成20(トンネルポータル小物作成) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その20です。
今回はトンネルポータルに取り付ける小物を作成します。
作業に入る前に、石積みポータル部分のトンネル内壁を修正します。
ポータルを右に寄せて取り付けたので、ライナーとポータル間が15㎜程ずれています。
反対側の隙間も気になります。
石粉粘土で隙間を埋め、タミヤテクスチャーペイントグレーを塗った後ウォッシング塗料でウォッシングしておきました。
本題です。
まず、継電箱を作成します。
5㎜角棒を6㎜長にカットし、縦方向に半分にカットして切断面を紙やすりで整えます。
5㎜×6㎜幅×2.5㎜厚のものが出来上がりました。
0.3㎜厚プラ板を5㎜×3㎜サイズに2枚カットし、短い方の断面に貼り付け、庇を表現しました。
タミヤエアーモデルスプレースプレーAS-16ライトグレイを吹き付け、XF-1フラットブラックで取っ手を書きこみ、軽くウォッシングしてつや消しトップコートを吹いて完成です。
続いてき電線の支柱を作成します。
こちらはトミックスの高架ホーム側壁に付属していたH形鋼架線ビームを利用します。
架線ビームを10㎜長にカットします。
H型鋼のままでは分厚いので、H部分の片方を切り落としてコの字型のチャンネル鋼材に改造し、切断面を紙やすりで整えました。
支柱を塗装します。
ホワイトサーフェイサーで下塗り後、碍子部分をXF-2フラットホワイトで塗装します。
続いてチャンネル鋼本体を1つはXF-56メタリックグレイで、もう1つはX-8オレンジ:3+XF-7フラットレッド:1の割合で混ぜた錆止め塗料風の色で塗装し、錆止めカラーの方にセミグロスクリヤーを吹き付けて完成です。
次回はトンネルポータルに取り付けるケーブルを作成します。
お付き合い、ありがとうございました。
今回はトンネルポータルに取り付ける小物を作成します。
作業に入る前に、石積みポータル部分のトンネル内壁を修正します。
ポータルを右に寄せて取り付けたので、ライナーとポータル間が15㎜程ずれています。
反対側の隙間も気になります。
石粉粘土で隙間を埋め、タミヤテクスチャーペイントグレーを塗った後ウォッシング塗料でウォッシングしておきました。
本題です。
まず、継電箱を作成します。
5㎜角棒を6㎜長にカットし、縦方向に半分にカットして切断面を紙やすりで整えます。
5㎜×6㎜幅×2.5㎜厚のものが出来上がりました。
0.3㎜厚プラ板を5㎜×3㎜サイズに2枚カットし、短い方の断面に貼り付け、庇を表現しました。
タミヤエアーモデルスプレースプレーAS-16ライトグレイを吹き付け、XF-1フラットブラックで取っ手を書きこみ、軽くウォッシングしてつや消しトップコートを吹いて完成です。
続いてき電線の支柱を作成します。
こちらはトミックスの高架ホーム側壁に付属していたH形鋼架線ビームを利用します。
架線ビームを10㎜長にカットします。
H型鋼のままでは分厚いので、H部分の片方を切り落としてコの字型のチャンネル鋼材に改造し、切断面を紙やすりで整えました。
支柱を塗装します。
ホワイトサーフェイサーで下塗り後、碍子部分をXF-2フラットホワイトで塗装します。
続いてチャンネル鋼本体を1つはXF-56メタリックグレイで、もう1つはX-8オレンジ:3+XF-7フラットレッド:1の割合で混ぜた錆止め塗料風の色で塗装し、錆止めカラーの方にセミグロスクリヤーを吹き付けて完成です。
次回はトンネルポータルに取り付けるケーブルを作成します。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成19(トンネルポータル2) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その19です。
前回作成した石積みトンネルポータルが乾いたので、縁をやすり掛けして形を整えました。
塗装に入ります。
石の色は美瑛石をイメージして、白に近いグレーにします。
タミヤエナメルのXF-20ミディアムグレイ:5、XF-2フラットホワイト:3、XF-57バフ:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装が終わりました。
この後ウェザリングをするので、つや消しトップコート吹き付けました。
塗装が終わったトンネルポータルをウェザリングします。
XF-1フラットブラックを薄めたウォッシング塗料で、アーチ上部は濃い目に、その他の部分は薄めにウォッシングしました。
仕上げに再度つや消しトップコートを吹いて、完成です。
濃い目の部分はSLのばい煙の汚れをイメージしています。
続いてもう片方のトンネルポータルを塗装します。
タミヤアクリルカラーを使って、レンガ色を作成します。
XF-7フラットレッド:3、XF-64レッドブラウン:3、X-6オレンジ:1、XF-52フラットアース:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装前。
塗装後。
塗装前に比べて、落ち着いた色になりました。
次の作業に移ろうとした所、アーチ部分に違和感を感じました。
画像水色〇部分ですが、なぜかこの部分にはレンガ模様が彫られていません。
このままではさすがに違和感があるので、レンガ模様を彫ろうと思いましたが目の細かいレンガ模様を筋彫りするのはさすがに手間がかかりすぎます。
そこで、この部分は石積みとしました。
ネットでレンガトンネルを検索すると、中央本線四ツ谷~信濃町間にある旧御所トンネルが外壁レンガ+アーチ部分石積みのスタイルでした。
参考リンク:旧御所トンネル https://senseki-kikou.net/?p=14249
旧御所トンネルを参考に、アーチ部分を筋彫りして、石積みを表現します。
黒マジックで4㎜間隔に線を入れ、筋彫りのライン目印を付けました。
Pカッターで筋彫りしました。
内側部分はまず糸鋸で溝を付け、その後Pカッターで筋彫りを入れました。
軽くやすり掛けして整えた後、XF-20ミディアムグレイでアーチ部分と最上部を塗装し、つや消しトップコートを吹き付けて完成です。
細部を仕上げます。
まず、レンガの目地を表現します。
以前はこの表現は白のサーフェイサーを吹き付けて、アクリルシンナーでふき取って表現していましたが、今回は違う方法を試してみます。
コンパウンド(極細タイプ)です。
これを使って、漆喰を表現してみます。
コンパウンドを手に取って、レンガ部分に塗りこんでいきます。
塗装直後。
この後乾燥させます。
乾燥後。
思った以上にコンパウンドが付着しています。
塗った直後は丁度よく見えても、乾くとこのように多めに付いてしまうようです。
適宜布でふき取って、つや消しトップコートを吹き付けました。
ウェザリングをして、仕上げます。
まず石積み部分をウォッシング塗料でウォッシングし、次にレンガ部分をタミヤウェザリングマスターA、Bを使って適宜ウェザリングし、仕上げにもう一度つや消しトップコートを吹いて完成です。
石積みポータル同様、アーチ上部は黒っぽく汚しています。
完成したポータルをトンネルに取り付けます。
石積み(背景板側)
手前のポータルと奥のライナーに隙間が少しできています。(画像〇部分)
トンネルを裏返して、裏から粘土を詰めて埋めた方がよさそうです。
レンガ(反対側)
ポータルを付けた事で、トンネルっぽくなってきました。
次回はトンネルポータルの細部を仕上げます。
お付き合い、ありがとうございました。
前回作成した石積みトンネルポータルが乾いたので、縁をやすり掛けして形を整えました。
塗装に入ります。
石の色は美瑛石をイメージして、白に近いグレーにします。
タミヤエナメルのXF-20ミディアムグレイ:5、XF-2フラットホワイト:3、XF-57バフ:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装が終わりました。
この後ウェザリングをするので、つや消しトップコート吹き付けました。
塗装が終わったトンネルポータルをウェザリングします。
XF-1フラットブラックを薄めたウォッシング塗料で、アーチ上部は濃い目に、その他の部分は薄めにウォッシングしました。
仕上げに再度つや消しトップコートを吹いて、完成です。
濃い目の部分はSLのばい煙の汚れをイメージしています。
続いてもう片方のトンネルポータルを塗装します。
タミヤアクリルカラーを使って、レンガ色を作成します。
XF-7フラットレッド:3、XF-64レッドブラウン:3、X-6オレンジ:1、XF-52フラットアース:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装前。
塗装後。
塗装前に比べて、落ち着いた色になりました。
次の作業に移ろうとした所、アーチ部分に違和感を感じました。
画像水色〇部分ですが、なぜかこの部分にはレンガ模様が彫られていません。
このままではさすがに違和感があるので、レンガ模様を彫ろうと思いましたが目の細かいレンガ模様を筋彫りするのはさすがに手間がかかりすぎます。
そこで、この部分は石積みとしました。
ネットでレンガトンネルを検索すると、中央本線四ツ谷~信濃町間にある旧御所トンネルが外壁レンガ+アーチ部分石積みのスタイルでした。
参考リンク:旧御所トンネル https://senseki-kikou.net/?p=14249
旧御所トンネルを参考に、アーチ部分を筋彫りして、石積みを表現します。
黒マジックで4㎜間隔に線を入れ、筋彫りのライン目印を付けました。
Pカッターで筋彫りしました。
内側部分はまず糸鋸で溝を付け、その後Pカッターで筋彫りを入れました。
軽くやすり掛けして整えた後、XF-20ミディアムグレイでアーチ部分と最上部を塗装し、つや消しトップコートを吹き付けて完成です。
細部を仕上げます。
まず、レンガの目地を表現します。
以前はこの表現は白のサーフェイサーを吹き付けて、アクリルシンナーでふき取って表現していましたが、今回は違う方法を試してみます。
コンパウンド(極細タイプ)です。
これを使って、漆喰を表現してみます。
コンパウンドを手に取って、レンガ部分に塗りこんでいきます。
塗装直後。
この後乾燥させます。
乾燥後。
思った以上にコンパウンドが付着しています。
塗った直後は丁度よく見えても、乾くとこのように多めに付いてしまうようです。
適宜布でふき取って、つや消しトップコートを吹き付けました。
ウェザリングをして、仕上げます。
まず石積み部分をウォッシング塗料でウォッシングし、次にレンガ部分をタミヤウェザリングマスターA、Bを使って適宜ウェザリングし、仕上げにもう一度つや消しトップコートを吹いて完成です。
石積みポータル同様、アーチ上部は黒っぽく汚しています。
完成したポータルをトンネルに取り付けます。
石積み(背景板側)
手前のポータルと奥のライナーに隙間が少しできています。(画像〇部分)
トンネルを裏返して、裏から粘土を詰めて埋めた方がよさそうです。
レンガ(反対側)
ポータルを付けた事で、トンネルっぽくなってきました。
次回はトンネルポータルの細部を仕上げます。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成18(トンネル内部10・トンネルポータル1) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その18です。
トンネルの修復が終わったので、先に完成していた信号ケーブルをトンネル内壁に取り付けます。
信号ケーブルに取り付けた帯金の両端を90度折り曲げ、クリヤーボンドで接着していきます。
高さは地面から25㎜にします。
取付中…
一気に取り付けず、帯金を4~5個ほど接着し、ボンドがある程度乾いたらまた4~5個取り付け…というように取り付けているので結構時間が掛かります。
なるべく内壁に密着するように、ケーブルを内壁に合わせて曲げながら取り付けていますが、なかなかうまく行かず画像のようにケーブルが内壁から浮いている箇所も有ります。
浮いている箇所は帯金の上から針金を差し込んで(画像〇部分)、針金を裏に回して結んで固定させました。
苦労しながら、何とかケーブルの取り付けが終わりました。
ボンドをつけすぎてしまった部分や塗装がはがれた部分はテクスチャーペイントをタッチアップ塗装し、艶消しトップコートを吹き付けておきました。
乾燥後、トンネルをレイアウトに戻して最後の試運転です。
車両はケーブルに接触することもなく、無事に通過しました。
続いて、トンネルポータルを作成します。
トンネルポータルは片方は津川洋行のトンネルポータル・単線レンガタイプ、もう片方は石積みの自作トンネルポータルにします。
まず石積みのトンネルポータルを作成します。
2㎜厚スチレンボードの上にレンガポータルを置いてカットします。
石積みポータルは背景板側のトンネルに設置しますが、画像のようにトンネル中心部とレール中心部が25㎜程ずれています。
なので、ベースになるレンガポータルを11㎜左にずらして置いてカットします。
カットしました。
トンネル入り口に置いてみました。
良いバランスです。
同じものをもう1枚カットし、2枚を貼り合わせました。
トンネルポータルに石粉粘土を盛り付け、歯ブラシで表面を叩いて石っぽくします。
半乾きになったら、細いマイナスドライバーやカッターで筋を付けて完成です。
この後、トンネルポータルの塗装に入ります。
お付き合い、ありがとうございました。
トンネルの修復が終わったので、先に完成していた信号ケーブルをトンネル内壁に取り付けます。
信号ケーブルに取り付けた帯金の両端を90度折り曲げ、クリヤーボンドで接着していきます。
高さは地面から25㎜にします。
取付中…
一気に取り付けず、帯金を4~5個ほど接着し、ボンドがある程度乾いたらまた4~5個取り付け…というように取り付けているので結構時間が掛かります。
なるべく内壁に密着するように、ケーブルを内壁に合わせて曲げながら取り付けていますが、なかなかうまく行かず画像のようにケーブルが内壁から浮いている箇所も有ります。
浮いている箇所は帯金の上から針金を差し込んで(画像〇部分)、針金を裏に回して結んで固定させました。
苦労しながら、何とかケーブルの取り付けが終わりました。
ボンドをつけすぎてしまった部分や塗装がはがれた部分はテクスチャーペイントをタッチアップ塗装し、艶消しトップコートを吹き付けておきました。
乾燥後、トンネルをレイアウトに戻して最後の試運転です。
車両はケーブルに接触することもなく、無事に通過しました。
続いて、トンネルポータルを作成します。
トンネルポータルは片方は津川洋行のトンネルポータル・単線レンガタイプ、もう片方は石積みの自作トンネルポータルにします。
まず石積みのトンネルポータルを作成します。
2㎜厚スチレンボードの上にレンガポータルを置いてカットします。
石積みポータルは背景板側のトンネルに設置しますが、画像のようにトンネル中心部とレール中心部が25㎜程ずれています。
なので、ベースになるレンガポータルを11㎜左にずらして置いてカットします。
カットしました。
トンネル入り口に置いてみました。
良いバランスです。
同じものをもう1枚カットし、2枚を貼り合わせました。
トンネルポータルに石粉粘土を盛り付け、歯ブラシで表面を叩いて石っぽくします。
半乾きになったら、細いマイナスドライバーやカッターで筋を付けて完成です。
この後、トンネルポータルの塗装に入ります。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成17(トンネル内部9) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その17です。
ボンドが乾いたので、トンネル内部の本格的な修繕に取り掛かります。
トンネルを裏返して、各部をチェックします。
前回ボンドを注入したトンネル中間部分ですが、ひび割れが目立ちますね。
紙粘土を盛り付けておきました。
背景板側入口部分の内壁にも紙粘土を盛り付けていきます。
まず、プラ板とトンネル間の隙間をスタイロフォームで埋めておきます。
乾燥後、粘土を盛り付けました。
紙粘土が無くなったので、この部分は100均で買ってきた石粉粘土を盛り付けています。
乾燥後、塗装に入ります。
タミヤテクスチャーペイントグレーで下塗り後、XF-1フラットブラックを薄めた塗料でウォッシングして、修復完了です。
これでようやくトンネル部分が完成しました。
お付き合い、ありがとうございました。
ボンドが乾いたので、トンネル内部の本格的な修繕に取り掛かります。
トンネルを裏返して、各部をチェックします。
前回ボンドを注入したトンネル中間部分ですが、ひび割れが目立ちますね。
紙粘土を盛り付けておきました。
背景板側入口部分の内壁にも紙粘土を盛り付けていきます。
まず、プラ板とトンネル間の隙間をスタイロフォームで埋めておきます。
乾燥後、粘土を盛り付けました。
紙粘土が無くなったので、この部分は100均で買ってきた石粉粘土を盛り付けています。
乾燥後、塗装に入ります。
タミヤテクスチャーペイントグレーで下塗り後、XF-1フラットブラックを薄めた塗料でウォッシングして、修復完了です。
これでようやくトンネル部分が完成しました。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成16(トンネル内部8) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その16です。
補修に次ぐ補修で、トンネルの竣工が遅れてしまっています。
問題のトンネルですが、やはりU字型なので竹串やボンドで補強をしても、持ち運びの度にすぐにしなって元の形を維持するのが難しいようです。
そこで補修の前に、トンネルの脇を固めて形を強固に保持することにしました。
現在の状況です。
画像オレンジ色で囲んだ部分にスタイロフォームを貼り付けて、トンネルライナーを保持します。
早速作業開始です。
まず、トンネルが動かないようにトンネル内側部分土台に竹串を数本差して、トンネルを仮固定します。
トレーシングペーパーに型を取り、30㎜厚スタイロフォームをカットしていきます。
画像はレイアウト角部分の三角形パーツです。
角部分にはめ込み、竹串で固定しました。
反対側の三角形部分も同様にスタイロフォームをカットし、竹串で固定しました。
続いてトンネル内側を補強します。
トンネル内法に合わせてスタイロフォームをカットし、ボンドと竹串で縦方向に固定しました。
続いて横方向にスタイロフォームを固定しました。
縦方向の補強パーツはスタイロフォームをもう1枚重ねています。
縦、横の補強パーツを3段貼り重ねて完成です。
これだけでは少々不安だったので、横方向左側にもスタイロフォームを追加しました。
これでかなり頑丈になりました。
最後に、三角部分の隙間が空いていた部分にスタイロフォームを適当にカットして詰め込み、ボンドを塗って完成です。
一晩置いてボンドを乾燥させた後、トンネル内部の修繕に取り掛かろうと思います。
お付き合い、ありがとうございました。
補修に次ぐ補修で、トンネルの竣工が遅れてしまっています。
問題のトンネルですが、やはりU字型なので竹串やボンドで補強をしても、持ち運びの度にすぐにしなって元の形を維持するのが難しいようです。
そこで補修の前に、トンネルの脇を固めて形を強固に保持することにしました。
現在の状況です。
画像オレンジ色で囲んだ部分にスタイロフォームを貼り付けて、トンネルライナーを保持します。
早速作業開始です。
まず、トンネルが動かないようにトンネル内側部分土台に竹串を数本差して、トンネルを仮固定します。
トレーシングペーパーに型を取り、30㎜厚スタイロフォームをカットしていきます。
画像はレイアウト角部分の三角形パーツです。
角部分にはめ込み、竹串で固定しました。
反対側の三角形部分も同様にスタイロフォームをカットし、竹串で固定しました。
続いてトンネル内側を補強します。
トンネル内法に合わせてスタイロフォームをカットし、ボンドと竹串で縦方向に固定しました。
続いて横方向にスタイロフォームを固定しました。
縦方向の補強パーツはスタイロフォームをもう1枚重ねています。
縦、横の補強パーツを3段貼り重ねて完成です。
これだけでは少々不安だったので、横方向左側にもスタイロフォームを追加しました。
これでかなり頑丈になりました。
最後に、三角部分の隙間が空いていた部分にスタイロフォームを適当にカットして詰め込み、ボンドを塗って完成です。
一晩置いてボンドを乾燥させた後、トンネル内部の修繕に取り掛かろうと思います。
お付き合い、ありがとうございました。
延伸線シーナリー作成15(トンネル内部7) [レイアウト制作]
先日(6/1)で、当ブログ開始から4周年を迎えました。
ここまで続けてこられたのも、当ブログを訪れて下さった皆様のおかげです<(_ _)>。
ブログを開始してはや4年、新レイアウトの作成に着手して約1年半、ようやくシーナリーの作成まで漕ぎつけました。
完成までまだまだ長い道のりですが、無理せずに少しずつでも前に進みたいと思っています。
本題です。
延伸線シーナリー作成 その15です。
信号ケーブルを仕上げます。
塗装の前に、中性洗剤で軽く洗い、ミッチャクロンを吹き付けて下地処理をします。
乾燥後、セミグロスブラックを吹き付けます。
帯金をX-11フラットアルミとXF-56メタリックグレイを1:1で混ぜたもので塗装します。
艶消しトップコートを吹き付けて完成です。
さて、仕上がった信号ケーブルをトンネルに取り付けますが、トンネルの配置が気になったので再度配置してみると…
背景板部分のトンネル入り口がレールからずれてしまっていました。
レールからずれている部分をカットしました。
反対部分の入り口も、レール中心から少し右にずれています。
トンネルを手で広げて、中心になるようにずらしました。
車両をレールに置いて、トンネルと干渉しないか確認しました。
干渉は避けられたようです。
トンネルを強引に広げたので、トンネルの一部が破損してしまいました。
破損したトンネルの修理の前に、EF58青大将とスハニ35を繋げて試運転してみると、トンネルを広げた影響か背景板部分のトンネル入り口内壁とEF58が干渉してしまいました。(画像〇部分)
干渉している部分をカッターで切り落としました。
カットした部分に合わせて0.3㎜厚透明プラ板をボンドで貼り付け、壁を新たに作りました。
ボンドが乾く間に、先ほど破損したトンネルを修理します。
スタイロフォームをカットして、広がった部分にはめ込みました。
トンネルをひっくり返して、紙粘土を盛り付けます。
トンネル中央部分もひびが入っていました。
こちらはトンネルをひっくり返して、ボンドを注入しました。
ボンドと紙粘土が乾くまでは作業ができないので、今回はここまでです。
お付き合い、ありがとうございました。
ここまで続けてこられたのも、当ブログを訪れて下さった皆様のおかげです<(_ _)>。
ブログを開始してはや4年、新レイアウトの作成に着手して約1年半、ようやくシーナリーの作成まで漕ぎつけました。
完成までまだまだ長い道のりですが、無理せずに少しずつでも前に進みたいと思っています。
本題です。
延伸線シーナリー作成 その15です。
信号ケーブルを仕上げます。
塗装の前に、中性洗剤で軽く洗い、ミッチャクロンを吹き付けて下地処理をします。
乾燥後、セミグロスブラックを吹き付けます。
帯金をX-11フラットアルミとXF-56メタリックグレイを1:1で混ぜたもので塗装します。
艶消しトップコートを吹き付けて完成です。
さて、仕上がった信号ケーブルをトンネルに取り付けますが、トンネルの配置が気になったので再度配置してみると…
背景板部分のトンネル入り口がレールからずれてしまっていました。
レールからずれている部分をカットしました。
反対部分の入り口も、レール中心から少し右にずれています。
トンネルを手で広げて、中心になるようにずらしました。
車両をレールに置いて、トンネルと干渉しないか確認しました。
干渉は避けられたようです。
トンネルを強引に広げたので、トンネルの一部が破損してしまいました。
破損したトンネルの修理の前に、EF58青大将とスハニ35を繋げて試運転してみると、トンネルを広げた影響か背景板部分のトンネル入り口内壁とEF58が干渉してしまいました。(画像〇部分)
干渉している部分をカッターで切り落としました。
カットした部分に合わせて0.3㎜厚透明プラ板をボンドで貼り付け、壁を新たに作りました。
ボンドが乾く間に、先ほど破損したトンネルを修理します。
スタイロフォームをカットして、広がった部分にはめ込みました。
トンネルをひっくり返して、紙粘土を盛り付けます。
トンネル中央部分もひびが入っていました。
こちらはトンネルをひっくり返して、ボンドを注入しました。
ボンドと紙粘土が乾くまでは作業ができないので、今回はここまでです。
お付き合い、ありがとうございました。