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室内灯 再び見直し [室内灯]

50系客車の室内灯 とりあえずは完成したのですが・・

やはりチラつきと点灯の不安定さが気になり、集電方法をもう一度見直す事にしました。

今までの集電方法は上下の集電板が分離できる構造でしたが、それをやめ、上下一体方式とします。

shudenittaika.jpg
概略図です。天井から伸ばした集電板をコの字に折り曲げ、折り曲げた部分をウェイトと車体台枠の間に挟む構造にします。

この方式では車輌の上下完全分離は出来ませんが、片方は完全に開くのでメンテナンスの際はそれ程不便はないでしょう。

この方法はどうにも上手く行かない時の最後の手段として取っておいていましたが、結局採用する事になりました。

集電板の長さは65㎜にしました。
長さはある程度余裕を持たせています。

早速テストピース作成。

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オハフ50の室内灯を一旦ばらします。

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集電板を新たに切り取り、半田付けしました。

集電板を曲げます。

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画像のマイナスドライバーのあたりのブリッジダイオードの脚を90度に曲げます。

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曲げた後、天井に照明ユニットを取り付け車体下部の集電板を曲げる位置にマーキングします。

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下部の集電板を曲げた後、両面テープで台枠に集電板を貼り付けます。
この時、集電スプリング部分の穴に集電板が塞がるように調整します。

台枠にウェイトを両面テープで貼り付け、台車を取り付けて車輌を組み上げます。

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完成しました。
レイアウトでの点灯の様子です。

DE10で牽かせてみました。カーブ部分でも照明が消えることなくしっかりと点灯しました。
やはり上下一体式の方が安定感があります。

ようやく安定した集電方法が完成しました。

この方法で残り5両の室内灯を作成します。
全ての室内ユニットを外して、作り変えます。

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銅板側のブリッジダイオードの脚を限界一杯まで拡げて、台車の集電スプリング部分の穴の間隔に合うように銅板を半田付けします。

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テープLEDを天井に貼り付け、コの字に銅板を曲げていきます。
テストピースではブリッジダイオードの脚を曲げましたが、今回は銅板を曲げます。

テストピースの要領で銅板を固定し、台車を組んで完成。

6両全て完成しました。早速テスト走行です。

ところがテスト走行で問題が!

外線は順調だったのですが、内線2番ホームで一部区間が消灯します。

den50kei2-10.jpg
原因はホームと車輌が接触し、車輌が浮き上がってしまい通電不良を起こしていました。
室内灯を付ける前は走行は出来ていたので接触に気が付きませんでした。

現在ホーム縁石を削って対処中です。

お付き合い、ありがとうございました。

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