延伸線シーナリー作成19(トンネルポータル2) [レイアウト制作]
延伸線シーナリー作成 その19です。
前回作成した石積みトンネルポータルが乾いたので、縁をやすり掛けして形を整えました。
塗装に入ります。
石の色は美瑛石をイメージして、白に近いグレーにします。
タミヤエナメルのXF-20ミディアムグレイ:5、XF-2フラットホワイト:3、XF-57バフ:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装が終わりました。
この後ウェザリングをするので、つや消しトップコート吹き付けました。
塗装が終わったトンネルポータルをウェザリングします。
XF-1フラットブラックを薄めたウォッシング塗料で、アーチ上部は濃い目に、その他の部分は薄めにウォッシングしました。
仕上げに再度つや消しトップコートを吹いて、完成です。
濃い目の部分はSLのばい煙の汚れをイメージしています。
続いてもう片方のトンネルポータルを塗装します。
タミヤアクリルカラーを使って、レンガ色を作成します。
XF-7フラットレッド:3、XF-64レッドブラウン:3、X-6オレンジ:1、XF-52フラットアース:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装前。
塗装後。
塗装前に比べて、落ち着いた色になりました。
次の作業に移ろうとした所、アーチ部分に違和感を感じました。
画像水色〇部分ですが、なぜかこの部分にはレンガ模様が彫られていません。
このままではさすがに違和感があるので、レンガ模様を彫ろうと思いましたが目の細かいレンガ模様を筋彫りするのはさすがに手間がかかりすぎます。
そこで、この部分は石積みとしました。
ネットでレンガトンネルを検索すると、中央本線四ツ谷~信濃町間にある旧御所トンネルが外壁レンガ+アーチ部分石積みのスタイルでした。
参考リンク:旧御所トンネル https://senseki-kikou.net/?p=14249
旧御所トンネルを参考に、アーチ部分を筋彫りして、石積みを表現します。
黒マジックで4㎜間隔に線を入れ、筋彫りのライン目印を付けました。
Pカッターで筋彫りしました。
内側部分はまず糸鋸で溝を付け、その後Pカッターで筋彫りを入れました。
軽くやすり掛けして整えた後、XF-20ミディアムグレイでアーチ部分と最上部を塗装し、つや消しトップコートを吹き付けて完成です。
細部を仕上げます。
まず、レンガの目地を表現します。
以前はこの表現は白のサーフェイサーを吹き付けて、アクリルシンナーでふき取って表現していましたが、今回は違う方法を試してみます。
コンパウンド(極細タイプ)です。
これを使って、漆喰を表現してみます。
コンパウンドを手に取って、レンガ部分に塗りこんでいきます。
塗装直後。
この後乾燥させます。
乾燥後。
思った以上にコンパウンドが付着しています。
塗った直後は丁度よく見えても、乾くとこのように多めに付いてしまうようです。
適宜布でふき取って、つや消しトップコートを吹き付けました。
ウェザリングをして、仕上げます。
まず石積み部分をウォッシング塗料でウォッシングし、次にレンガ部分をタミヤウェザリングマスターA、Bを使って適宜ウェザリングし、仕上げにもう一度つや消しトップコートを吹いて完成です。
石積みポータル同様、アーチ上部は黒っぽく汚しています。
完成したポータルをトンネルに取り付けます。
石積み(背景板側)
手前のポータルと奥のライナーに隙間が少しできています。(画像〇部分)
トンネルを裏返して、裏から粘土を詰めて埋めた方がよさそうです。
レンガ(反対側)
ポータルを付けた事で、トンネルっぽくなってきました。
次回はトンネルポータルの細部を仕上げます。
お付き合い、ありがとうございました。
前回作成した石積みトンネルポータルが乾いたので、縁をやすり掛けして形を整えました。
塗装に入ります。
石の色は美瑛石をイメージして、白に近いグレーにします。
タミヤエナメルのXF-20ミディアムグレイ:5、XF-2フラットホワイト:3、XF-57バフ:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装が終わりました。
この後ウェザリングをするので、つや消しトップコート吹き付けました。
塗装が終わったトンネルポータルをウェザリングします。
XF-1フラットブラックを薄めたウォッシング塗料で、アーチ上部は濃い目に、その他の部分は薄めにウォッシングしました。
仕上げに再度つや消しトップコートを吹いて、完成です。
濃い目の部分はSLのばい煙の汚れをイメージしています。
続いてもう片方のトンネルポータルを塗装します。
タミヤアクリルカラーを使って、レンガ色を作成します。
XF-7フラットレッド:3、XF-64レッドブラウン:3、X-6オレンジ:1、XF-52フラットアース:1の割合に混ぜて、塗装します。
塗装前。
塗装後。
塗装前に比べて、落ち着いた色になりました。
次の作業に移ろうとした所、アーチ部分に違和感を感じました。
画像水色〇部分ですが、なぜかこの部分にはレンガ模様が彫られていません。
このままではさすがに違和感があるので、レンガ模様を彫ろうと思いましたが目の細かいレンガ模様を筋彫りするのはさすがに手間がかかりすぎます。
そこで、この部分は石積みとしました。
ネットでレンガトンネルを検索すると、中央本線四ツ谷~信濃町間にある旧御所トンネルが外壁レンガ+アーチ部分石積みのスタイルでした。
参考リンク:旧御所トンネル https://senseki-kikou.net/?p=14249
旧御所トンネルを参考に、アーチ部分を筋彫りして、石積みを表現します。
黒マジックで4㎜間隔に線を入れ、筋彫りのライン目印を付けました。
Pカッターで筋彫りしました。
内側部分はまず糸鋸で溝を付け、その後Pカッターで筋彫りを入れました。
軽くやすり掛けして整えた後、XF-20ミディアムグレイでアーチ部分と最上部を塗装し、つや消しトップコートを吹き付けて完成です。
細部を仕上げます。
まず、レンガの目地を表現します。
以前はこの表現は白のサーフェイサーを吹き付けて、アクリルシンナーでふき取って表現していましたが、今回は違う方法を試してみます。
コンパウンド(極細タイプ)です。
これを使って、漆喰を表現してみます。
コンパウンドを手に取って、レンガ部分に塗りこんでいきます。
塗装直後。
この後乾燥させます。
乾燥後。
思った以上にコンパウンドが付着しています。
塗った直後は丁度よく見えても、乾くとこのように多めに付いてしまうようです。
適宜布でふき取って、つや消しトップコートを吹き付けました。
ウェザリングをして、仕上げます。
まず石積み部分をウォッシング塗料でウォッシングし、次にレンガ部分をタミヤウェザリングマスターA、Bを使って適宜ウェザリングし、仕上げにもう一度つや消しトップコートを吹いて完成です。
石積みポータル同様、アーチ上部は黒っぽく汚しています。
完成したポータルをトンネルに取り付けます。
石積み(背景板側)
手前のポータルと奥のライナーに隙間が少しできています。(画像〇部分)
トンネルを裏返して、裏から粘土を詰めて埋めた方がよさそうです。
レンガ(反対側)
ポータルを付けた事で、トンネルっぽくなってきました。
次回はトンネルポータルの細部を仕上げます。
お付き合い、ありがとうございました。
レンガの目地(漆喰)表現は参考になりました。
レンガ色の塗装の上に光沢トップコートを吹いてから目地部分に薄めたアクリル塗料(目地の色に調色したもの等)を筆で挿すと墨入れみたいにならないかなぁ‥模型製作の墨入れ技法ですがレンガ自体がきれいに残りすぎるかなぁ
目地もくっきりさせ過ぎると駄目だしレンガも汚れていないと雰囲気でないから難しそうですね
by 青い森のヨッチン (2022-06-17 12:43)
青い森のヨッチン様
レンガの目地の表現については何か良い方法がないかと探していると、情景師アラーキーさんのブログでコンパウンドを使う方法があったのでそれを参考にさせていただきました。
参考記事:スチレンボードで煉瓦を極める!http://arakichi.blog.fc2.com/blog-entry-50.html
黒色の目地は黒色のコンパウンドのような物が無いので、手間はかかりそうですね。
by TYPES (2022-06-17 16:31)