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折尾駅トンネルウォーキング [旅行]

日本初の鉄道同士の立体交差が作られた駅、鹿児島本線・筑豊本線折尾駅。

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旧折尾駅駅舎(ウィキペディアより転載:作者 Ikokujin氏)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E5%B0%BE%E9%A7%85#/media/File:Orio-Eki_2011-01-27_Pano.jpg

折尾駅の歴史は古く、1891年に九州鉄道によって駅が開業し、1895年に筑豊興業鉄道の開業により立体交差が誕生し今年で128年が経過しました。

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しかし、2012年より始まった筑豊本線高架化工事で線路が切り替えられ、ホームが高架上に移設される為この立体交差も今年の3月15日で姿を消してしまいます。

折尾駅から700メートルほど離れた鹿児島本線短絡線(鷹見口)はホーム番号を変えて残りますが、いずれはこの短絡線も高架化工事によって姿を消す予定です。

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そんな中、2月24日に切り替え工事が完了した新線上を歩けるイベント『折尾駅トンネルウォーキング』に参加しました。

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コースマップです。
まず折尾駅北口からスタートし、新ホームへ上がり、折尾駅高架線(途中トンネルあり)を抜け、旧折尾警察署庁舎を通って折尾愛真学園まで約2キロを歩いていきます。


少し早めに折尾駅に到着。

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北口付近の踏切です。上が3月16日から使用される若松方面への新線、列車が走っているのが旧線です。

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折尾駅北口付近の新線高架下で受付を済ませます。

8:10分頃に到着しましたが、既に500人ほど並んでいました。
※約9,000人が参加したそうです。

8:25分に予定より5分早くスタート。

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筑豊本線用の新6.7番ホームへ上っていきます。
トンネル内を歩くので参加者はヘルメットを着用します。

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ホームから新線へと降りていきます。

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線路のバラストです。なぜか通常のバラストより粒が小さいです。

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7分ほど歩いて、トンネルに入ります。

トンネル内の様子です。
○折尾駅トンネルウォーキング(ダイジェスト版)


このトンネルは途中で若松方面と黒崎・小倉方面に分かれる鉄道では珍しい分岐トンネルになっています。

黒崎・小倉方面への線路は途中まで敷かれていました。

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12分ほどでトンネルを抜けると、ゴールの折尾愛真学園に到着します。

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8:55分にゴールに到着しました。

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折尾愛真学園記念館です。
1938年に旧折尾警察庁舎として建設され、2018年5月に国の登録有形文化財に指定されました。

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ゴール地点では駅弁の立ち売りで有名な小南さんも来ていました。
私も思わず駅弁を買ってしまいました。

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折尾愛真学園の生徒による出店もありました。

今回の戦利品です。

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左下:記念缶バッジ・トンネルウォーキングマップ 左上:お茶・ウォーキングスタンプ台紙
右下:記念ステッカー2枚 右上:ポケットティッシュ

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お土産
栗どら焼:170円 おりおろまん:100円

いずれも折尾愛真学園の生徒が販売していました。

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最後に、3月16日より使用停止となる1・2番ホームを記念撮影して帰路に着きました。

100年以上の歴史を刻んだ立体交差が無くなるのは寂しいですが、これも時代の流れですね。
今後は新しく建てられる駅舎と共に新たな歴史を刻んでいく事でしょう。

今回のウォーキングは貴重な体験になりました。

※おまけ
中間→折尾間と折尾→東水巻間の前面展望の様子を撮りました。

宜しければご笑覧下さい。

○筑豊本線 中間駅→折尾駅間 前面展望


○筑豊本線 折尾駅→東水巻駅間 前面展望


お付き合い、ありがとうございました。
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